若竹掲示板

・この掲示板は若竹臣士が運営する若竹書庫の掲示板です。
・当掲示板のアイコンはライアーソフト様から正式に許可をいただいて使用しております。二次使用、転載は厳禁です。
[若竹書庫] [管理用]
名前
メール
URL
題名
コメント
アイコン [一覧]
※アイコン画像をプレビューします(要JavaScript)
文字色
パスワード (※英数8文字以内、空白は記録時に消去されます)
※Cookieに対応済みです
[前頁 | 最新 | 次頁]

[790] マ王 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/28(火) 22:31:35
NHKに『今日からマ王』のページがあったのだが、
http://www3.nhk.or.jp/anime/mao/index.html
〇にマの文字が普通に使われてるぞ!? 試しにコピペ・・・できない!? ・・・もしかして、この『〇にマ』の文字の部分は文字と見せて画像データなのか!? えーとhtmlソースを見ると・・・あ、やっぱり文字データではなく、画像データなのか。しかし、本で印刷されてるってことはやはり活字はあるのだろう。 文章というのは、決められた文字の組み合わせで、それ以外は表示できないというのは不便なのかもしれない。 そこが文章の限界なのか・・・。

◆三宅猫之助様
 五輪書はあてにならないかなあ。本人が書いた本だし。陸奥宗光も自称土佐出身だけど、本当は紀州和歌山藩出身だし。宮本武蔵が出身地をごまかす理由は思いつきませんが、本人の記憶があいまいだったとか?

>高垣眸氏の「熱血小説・宇宙戦艦ヤマト」
 これはヤマトマニアの私も知らなかった。探してみますです。
[管理人レス]
 何か上記の文章だと三宅様を非難してるように読める・・・。申し訳ありません。そんなつもりは全然ないのです。
 出身地を本人が否定してる例として陸奥宗光を出しただけなのです。つい最近『坂本龍馬をめぐる群像』という本を読んで、その本に陸奥宗光が出てきて、紀州の殿様が新政府にとりなしてくれと頼んだときに、自分は土佐の人間だからと断った逸話が載ってたので、それを思いついただけなのです〜。

[789] 宮本武蔵 三宅猫之助 - - 投稿日時:2006/03/28(火) 01:06:07
『五輪書』に「生国播磨(兵庫)」と書いておりますが、なぜか美作(岡山)宮本村出身説のほうが有力っぽいそうで。
播磨説でも、揖東郡宮本村、印南郡米田村のふたつに割れているそうで、なかなかややこしいです。

宮本武蔵の生まれ故郷といっても、武蔵は故郷を後にしたっきり、戻った様子がほとんどないようなのですが……一時期、姫路城下に留まっていたことがあるそうなので、まるっきり無縁ではないでしょうが……
柴田錬三郎氏の「決闘者 宮本武蔵」では、武蔵は宮本村の長であり、宮本を名乗って村の名を有名にするかわりに生活費を供出させていた、という設定でした。

ヤマト小説というと、高垣眸氏の「熱血小説・宇宙戦艦ヤマト」というものがあるそうで。表はヤマト、裏には微妙なデスラー総統が描かれています。ヤマト乗組員を特攻隊員のように描いたりして、その名に違わぬ熱血ぶりだとか……

[788] マ王 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/26(日) 22:30:07
 箱館旅行中にJR函館駅前のボーニモリヤデパート(変な名前だ。『│二』←こーゆーマークで、棒二森屋というらしい。特殊な漢字をバラして読んだのだろうか?)の5階に入ってるくまざわ書店という本屋さんで『今日からマのつく自由業』という面白そうなタイトルの本を見つけたので買って、函館から江差までの電車の中(だって片道2時間半かかる)の中で読んだのですが、これはNHKで夜中にやってたアニメ『今日からマ王』の原作だったです。知らずに買ったのですが。大変面白いし、ギャグの波長が私と合う為(おそらく作者と同年代ぐらいなのではなかろうか?)、2巻・3巻・4巻と続けて買って読んでます。 アニメの『今日からマ王』よりも面白い。小説ならではのギリギリの描写(NHKでは不可能だろう)が実にイイ! 著作権に触れるんじゃないかと思われるギャグも実にイイ!(ライアーの作品と似た感じ) そしてビバ! 美少年! ボーイズラブの世界を知ってしまいましたですよ。

 ところで、〇にマを入れた文字ってどうやって入力するんでしょう? 本は活字なので活字は存在するみたいだけど・・・。

[787] アンドロメダはやっぱり好き。 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/25(土) 21:55:14
◆シンペイ様
『宇宙戦艦ヤマト』(石津嵐・著 豊田有恒・原案)ソノラマ文庫1

 この本は私も持ってる〜。アニメ版との違いは大きいですね。
 サーシャが墜落するのは火星じゃなくて月だし(サーシャは出てきますよ。火星が月になっただけで、古代と島が発見した時には死んでたのでスターシャのメッセンジャーとしての役割は同じ)。サーシャはガミラスとの和平使節としてスターシャから派遣されましたが、死んでしまったので、サーシャの乗って来た宇宙船を分析してワープ(空間を折り曲げる)・エンジン(波動エンジンという名前ではない)をコピーして、沖田十三が発見し、個人で宇宙船に改造していた戦艦大和に搭載します。
 真田佐助(志郎ではない)がワープ・エンジンを応用して、目標周辺の空間を折り曲げ、破壊する兵器(波動砲:空間を波立たせるから)を開発します。
 ストーリー的な違いは、雪にラブレターを送って断られて失恋した島が、宇宙艇で脱走。波動砲の攻撃に巻き込まれるものの、ガミラスのサイボーグとして復活。ヤマトにスパイとして戻り、原子炉を細工して放射能漏れ事故を起こしたり、居住区を爆破したり、真田佐助を殺害したりします。最後は飲料水のタンクに毒薬を入れてヤマトの乗組員を多数殺害するものの、沖田に見ぬかれ、古代から撃ち殺されます。(・・・島の扱いがひどい・・・)。この時点での乗組員の生き残りは8名(乗組員は120名ですから、112名死亡)。

 スターシアはシンペイ様の解説どおりイスカンダル星の地下に張り巡らされた巨大コンピューターです。
 その昔、イスカンダル人はスターシアという名前の巨大コンピューターを作りました。星全体にコンピュータネットワークが張り巡らせ、高度な科学文明を誇ったのですが、イスカンダル星の自然を破壊してしまい、イスカンダル星はコンピュータルームと化してしまったので、イスカンダル人は隣の自然豊かな無人星ガミラスへ移住(なんつー身勝手な連中だろう)。
 スターシアはイスカンダル星人の生活になくてはならないシステムだったのでイスカンダル人はスターシアに『自分自身を守れ』という最優先命令を入力します。
 スターシアには、イメージライフ(空気中の成分から形成した具象物質。シンペイ様の言われる「実体化した立体映像」ですな)を作る能力があったのですが(サーシャはイメージライフ)、自己を守れという至上命令を実行する為に、防衛用のイメージライフ“デスラー”を作成、ついでにデスラーの部下も作成。艦隊も作成します。ガミラス星人ってのはスターシアの作り出した自己防衛システムだったのです。
 100年ほど前に事件が起こります。スターシアがイメージ・ライフという人造生物を作ったのに危機を覚え、イスカンダル人がスターシアのプログラムを変えようとした所、スターシア防衛を主任務とするデスラーに滅ぼされたとゆー。意図せず創造主を滅ぼしてしまい、スターシアが呆然となっている間に、デスラーはスターシアの安全を確保するために、宇宙を侵略し始めます。(攻撃は最大の防御だからなあ)
 と、まあそんなこんなで地球も侵略されかけたので、アニメ版の第2のガミラス星としての侵略の方が、侵略理由として私は好き。

 地球を救う方法はなく、人類が生き延びる方法は人体改造しかないってのはシンペイ様の書かれた通りで、ガミラス人はスターシアが制御するイメージライフなので、ガミラス人を滅ぼすために宇宙戦艦ヤマトはイスカンダル星(スターシア)を破壊する為に、イスカンダル星に体当たり。
 古代と雪の2人はキャプテン・ハーロックの宇宙船ファントム号で地球に帰還します。

 ・・・・今、読み返してみてもひどい話だ・・・・。このソノラマの宇宙戦艦ヤマトは、私は手に入れるのに大変苦労しました。絶版なので、今だとプレミアがついてるはずです。私の手元にあるのは昭和58年発行の第44版です。(でも、まあ、あまり面白くないのでヤマトマニアでもない限り読む価値はないが・・・)

>のちさらヤマで西崎氏が敵を「白色彗星」と名づけたことに猛反発。
 これは知らなかったです。そうだったのですか。

>「彗星は地球から遠ざかる存在。地球に近づくのは矮星」
 ・・・・これ、間違った科学知識だ。まあ、でも昔の話だからなあ。

>西崎氏は「白色わい星より白色彗星のほうがカッコいいじゃん」
 これに関しては私も西崎氏に賛成。そもそも白色矮星って動かないし、白色矮星から彗星が生まれるし、彗星っての太陽に引かれてくる氷の塊だから、定義的には白色矮星の方が変だし。やっぱり言葉の響きって大事だから、ここは白色彗星で正解だったと思いますです。

[785] 河合伊三郎 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/24(金) 23:52:02
◆三宅猫之助様 
 『異聞・新撰組 幕末最強軍団、崩壊の真実』(童門冬二)をもう1回借りて来ました。

 これによると、高砂の米田町が宮本武蔵の生まれ故郷なので、河合伊三郎も二天一流を使うのだそうです。(P.17)
 河合伊三郎が河合耆三郎をモデルとした創作上の人物なのでそのような設定なのだと思います。ちょうど河合耆三郎も高砂の出身ですし。そういうわけでホワイドデーSSでは、この『異聞・新撰組 幕末最強軍団、崩壊の真実』を参考にしたので、河合耆三郎に二天一流を使わせてみました。弱かったら池田屋で褒賞金は出ないし、初期の新選組では入隊できなかっただろうという説に私も賛成。(でも大河新選組!の山南さんの「採用!」は好き)

[784] 野球拳 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/23(木) 22:26:28
 ちょい前にニュースになった市議会議員が旅行先でコンパニオンを呼んで野球拳をやったニュース。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/mar/o20060311_15.htm

 ま、市議会議員のニュースはさておき、その先の野球拳の由来が書いてある所を読むと、

◆野球拳 愛媛・松山市に伝わる郷土芸能、宴会芸。1924年、伊予鉄道電気野球部が高松市での高商クラブとの試合後、旅館での対戦相手との夜の懇親会で披露したのが始まりとされる。当時のメンバーが即興で作詞作曲・振り付けし、宴会芸として定番化した。83年には松山城で「本家野球拳全国大会」が開催。69年放送のテレビバラエティー番組「コント55号の裏番組をぶっとばせ!」で負けた方がペナルティーとして服を脱いだりするのが全国に広まり「ジャンケンで負けた相手の服を脱がせるゲーム」となったとされる。

 と、あって由来がはっきり分かってるらしい。コント55号というと欽ちゃんですな。1969年って事は37年前。そんなに昔の事ではないのか・・・・行殺で野球拳のSSを書いちゃったよ・・・・。遊郭とかの遊びで江戸時代ぐらいからあるのかと思ってたのに。

◆近衛様
 近衛様のブログによると明日引っ越しなのですね。大変ですね。私も大学生になった時、大学院生(研究所が大学と別の場所だった)になった時、社会人になった時と引っ越ししましたが、引っ越しは大変だもんなあ。がんばって下さい。

[783] 無題 近衛 - - 投稿日時:2006/03/22(水) 22:39:04
いや、引っ越しするんですよ。HPじゃなくて実際の…
 荷造りやらあちこちへの連絡やらもあるんですけども。
 何だか話は思いつくのに、書き始めると酷くつまらなく思えて削除してしまう。
 一種のスランプなのかなあという感じです…。

 後は、話の定型があるが故のアイデアの収縮といいましょうか…(笑)。次の次ぐらいで最後の話にしようかなあ、なんて。
 で、また新シリーズを始めると(汗

[782] 最終回 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/22(水) 14:11:48
 西遊記が最終回でした。ハッピーエンドで、なおかつ次回作を予告させるような終わり方は私の好みです。堺正章がお釈迦様を演じるというのも大変素敵。堺正章の如意棒捌きはさすがですな。香取慎吾のそれを軽く上回ります。
 天竺の扱いも良かったです。何せお釈迦様が天竺の山門を壊してこいと悟空に命じるぐらいだし。現在の宗教批判のような、あの天竺は実にナイス!

 そしてヤマトUも最終回だったのですが・・・。ヤマトUって実はすごくつまんないのかもしれない。ひどいストーリーだぞ。出来悪すぎ! アニメだから予算とか視聴率とかの様々な制約があるのは分かるけど、シナリオそのものが悪すぎる。
 最終回でヤマトで超巨大戦艦に特攻しようとするヤマトだが、波動エンジン搭載の戦艦が特攻してやっつけられる敵ならば、要塞都市にアンドロメダが突っ込んだ段階で彗星帝国本体は消滅するはずだぞ。最終的にテレサが自爆して超巨大戦艦をやっつけるけど、それだと最初から最後までテレサに振り回されていただけのよーな。
 しかも彗星帝国の艦隊はアンドロメダ率いる地球防衛艦隊の前に全滅し、都市帝国は動力炉を斎藤に爆破されて崩壊し、超巨大戦艦はテレサの前に爆発し、彗星帝国消滅! ・・・ガミラスの方がよっぽどしぶといんじゃなかろうか? ガミラス帝国は本星をヤマトに破壊されたものの、別方面のガミラス艦隊は無事で、デスラーも下に集結してくるもの。
 しかも地球の被害も少ない。超巨大戦艦からの砲撃は食らったものの、地球は青いまんまだし。遊星爆弾の方が凄いんじゃなかろーか? と、すると地下ドックで建造中だったアンドロメダの2番艦も無事なのでは・・・。
 都市帝国に対する攻撃も、デスラーの言葉で真上と真下から攻撃し、なおかつ戦闘機の射出口から内部に侵入して動力炉を破壊しますが、土方司令の遺言で都市帝国の弱点が下半分であることは分かってたはずなのに。上半分は気流防壁みたいなので護られてるけど、下半分は無防備だから、下半分に向けて波動砲を撃ち込めば良かったんじゃなかろうか?
 なんかシナリオに無理がありすぎる。昔は気にならなかったんだがなあ。自分も物語を作り始めると、ヤマトUはアラが多すぎて駄目な作品のような気がします。 いや、アンドロメダは大好きなのですが・・・。

◆近衛様
 そういえば、そろそろ近衛様の新作が読みたいです。第4話が昨年の11月なので5カ月間近衛様の新作を読んでないです。
 あ、でも私もそろそろ次の作品を書き始めるかなあ。ホワイトデーSSに割と力を入れてたからなあ。 近藤勇子EXの最終章を書いたら、次はカモちゃんさんを主役に据えたシリーズを書きたい気分。

[781] フリーメイソンは… かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/20(月) 23:47:13
 ナショナルトレジャーという洋画のDVDを見ましたが、アメリカ合衆国の建国者の残した莫大な財宝を見つける正統派の宝探し物で、合衆国の建国にもフリーメイソンが係わっており、見つけたのはフリーメイソンの財宝でした。
 ウォール街ってのが、英国の侵攻を防ぐための防壁(ウォール)があった場所だというのをこの映画を見て初めて知ったですよ。

[780] フリーメーソンは… 近衛 - - 投稿日時:2006/03/19(日) 10:05:24
 なかなか小説が進まない…
 第五話、もう十回ぐらい書いて消してる…(笑)

 さて。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96

 いわゆる陰謀論という奴ですね。

 龍馬はフリーメーソンに、って説はかなり前からありますね(笑)。龍馬自身がフリーメーソンだったって説もありますが。もっとも、その手の陰謀を語る人って、いろんな人物がフリーメーソンだったって主張しますから、何とも言えないのですが。

 まあ、「ユダヤ」「イルミナティ」「フリーメーソン」と、トンデモな話の宝庫なので好きですね。

[779] エヴァンゲリオン かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/19(日) 02:04:19
 Yahoo動画でエヴァンゲリオンが始まった(BB会員とプレミアム会員は見れます)ので、見てみたのだが・・・面白いか〜? すごーく、つまらないよーな気がするのですが・・・。
これ? ファフナーに似てるかな〜。 
 まあ、10年以上前に作られた作品だから、それを考慮すると斬新なのだろーけど・・・。何か今一つ。同時期の作品だとパトレイバーの方が圧倒的に面白いと思うのだが・・・。まあ、趣味の問題もあるか・・・。5話まで配信されてるので、5話まで見たのですが、ファフナーほど難解ではないものの、面白くも何ともないよーな・・・・。ファフナーみたいに途中から面白くなるのかもしれないから、続きが配信されるのを待ってみよう。

 あと、もう一つ、当時の私がこの作品を見なかった本当の理由を思い出しました。ああ、そうか! そういう理由だったね! 何せ10年前の事だからなあ。

◆三宅猫之助様
 777(スリーセブン)おめでとう。
 河合伊三郎が二天一流を修めた理由は、『異聞・新選組 幕末最強軍団、崩壊の真実』の中で出てきたのですが、図書館から借りた本だったので、その部分を覚えてないです。もう1回借りて来ますです。

◆Johnco様
 情報どうも〜。その本を探してみます。ドラマの方は、こっちではやらなかったよーな気がします。

[778] 新刊の紹介 Johnco - - 投稿日時:2006/03/18(土) 15:44:14
先日お話しした龍馬暗殺についてですが、加治将一著「あやつられた龍馬」(祥伝社)という本です。最後に龍馬が残した手紙から、今までとは全く異なる明治維新の舞台裏や龍馬暗殺の真相を問い、秘密結社「フリーメーソン」を交えながら、ミステリー風に描かれています。

これを元にしたドラマ「歴史ミステリー 龍馬の黒幕」が龍馬役に及川光博のドラマで放送されたのですが、放送日が2月26日と過去形なのが残念です(笑)

[777] 武士になる方法 三宅猫之助 - - 投稿日時:2006/03/18(土) 01:00:03
勝海舟の曽祖父も高利貸しで巨万の富を得て、旗本男谷家の株を買って子の平蔵に継がせていますし(男谷家から勝家に養子へ行ったのが父)、豪商の息子が武士の身分を買うことはよくあったことと思われます。

二天一流は熊本や福岡では盛んでしたが、九州全土ではタイ捨流や示現流に押されて主流ではなく、ましてや全国的ではなかったと思われます。播磨高砂の生まれの河合耆三郎が習う環境にあったかどうか……薩摩オンリーと思われがちな示現流も、関東の一部の藩にも伝わってるそうですので、可能性はあるけれど……うーむ。
長州藩士の山田顕義は、幕府の流儀ともいえる柳生新陰流を習っていたそうですが、こちらはありえる話です。

初期新選組だからこそ、とりあえず頭数揃えるために質より量で入隊させたということも……小説なのでは、これを反省して選別を厳しくしたとか、そういう展開になってますね。

[776] 冷や汗の向こう側 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/17(金) 22:26:23
 『三谷幸喜のありふれた生活4 冷や汗の向こう側』を読みました。まあ、朝日新聞の連載を読んでるので、実際に読むのは2回目ですが(笑)。 1年前の3月3日[276]に書いてる、大河ドラマ新選組!の裏話もこの本で出て来ます。前巻の『大河な日日』に引き続き、新選組!の裏話が多数書いてあります。

[775] 感想ありがとうございます。 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/16(木) 23:52:42
 Johnco様、仙太様、感想ありがとうございます。ジャックスカもようやくネット環境になったので、掲示板に感想を書いてもらえれば、彼も自分の作品の感想を読めますです。

◆Johnco様
>歳江が今はやりのツンデレキャラに磨きがかかってますね。
 意図的に土方さんをツンデレキャラに仕上げてみました。原稿の校正をしてくれたジャックスカからは、土方歳江はこんなキャラじゃないと言われてしまいました。
 土方さんはシナリオによって性格が全然違うんですよね。ノーマルの土方シナリオだとツンデレっぽいんですが、土方EXだと血も涙もない性格だし、沖田シナリオだとまじめだけとタイミングの悪い人みたいな描き方だし。ので、今回は思いっきりツンデレにしてみました。恋愛に不器用なのは、行殺の土方シナリオを踏襲しております。

>あと、「新選組!」では剣術が苦手だった設定の河合も、実際は二刀流の剣士だったとは驚きました。
 河合が池田屋事件で15両の褒賞金を受けてるのは史実なのですが、剣術が使えたかどうかは史料が残っておりません。確かに彼は勘定方ですが、全く剣術の使えない人間を初期新選組が採用したとも思えないし、豪商の息子だった事も史実なので、剣術を習っていた可能性もあります(父親は息子を武士にしたかったみたいだし)。で、実は剣術も使えたという説と、大河『新選組!』みたいにソロバンだけで剣術はさっぱりだったという説の両方があります。
 私の作品の河合二天一流説は、童門冬二の『異聞・新選組 幕末最強軍団、崩壊の真実』(朝日新聞社)の主人公 河合伊三郎(河合耆三郎がモデル)での設定です。河合のリアリティを増すために流用させていただきました。

>このSSでは武田観柳斎など他のSSでは女性になっている隊士(この場合は武田観奈)が男になっているのは、
 同じことをジャックスカからも言われました。『谷が出てくるけど、谷三姉妹以外に谷という隊士がいたのか?』と。
 谷三姉妹や竹田観奈は私のオリジナルキャラなので、ゲームの行殺では出て来ません。近藤勇子EXや藤鈴堂に投稿している谷3姉妹を読まないと分からないキャラなので、それ以外の作品では出すのを控えた方が良いかなあ? とちょっと思ったもので。近藤勇子EXはかなり長いので、行殺のキャラだけだと登場人物が少なすぎる(特に途中で新選組が分裂してしまうし)のでオリジナルキャラを出しましたけど、短編なのでオリジナルキャラを活躍させる必要もないかなあ。とも思ったのです。オリジナルキャラの扱いに悩む所ですね。

>近々、この本を題材にしたドラマを龍馬役に及川光博を迎えて放送されるそうです。
 広瀬仁紀の『河原町三条下ル』では首謀者は見廻組だけど、裏で大久保・岩倉が糸を引いており、中岡も龍馬暗殺に加担するといったないようでしたが、その本も面白そうですね。本のタイトルと作者を教えて下さい。

◆仙太様
>「白い恋人ブラック(ホワイトチョコ菓子のブラックチョコバージョン)」って実在してましたか?
 ありました! 函館の土産物を売ってる店には必ず存在する『白い恋人』ですが、包装紙の色の違う白い恋人があったです。説明書きによると、中身がホワイトチョコではなく、普通のチョコレートが入っているのだとの事(それは白くないだろうと、現地で心の中でツッコミを入れた私)。あと、白い恋人の、ドリンク(缶入り)というのもありました。 おみやげとして買って来ましたが、おみやげは自分では食べられない(配るから)ので味は分かりませんが・・・・。

>今回はアイディアを採用して頂き、本当に光栄です。
 実際書いてみたところ、しっくり来ました。ありがとうございます。最初、行殺と同じく、自動販売機で缶入り飲料で書いたのですが、往来で立ち話するような内容じゃないし、季節的に冬なので、茶店(or喫茶店)の方が良いかなあ? と思ったので書き直して、ああいう風になりました。

>中盤、島田が勘定方に遷された時は「壬生義士伝(年末時代劇の方、
 実は、50両足りないので史実通りに河合耆三郎を斬首にしようかとも思ったのですが、本筋の島田と土方のホワイトデーに全然関係ないのでカットしました。
 あと最初のアイデアだと、島田にアタックしてるおまちちゃんを邪魔に思った土方さんがおまちちゃんをしょっ引いて地下室で尋問したところ、思わずキンノーの計画が発覚した。という筋書きを考えてたのですが、この筋書きだと島田が全然活躍しないのでボツになりました。島田がみんなが異常にモテたバレンタインと飴の値上がりからキンノーの陰謀に気付いたので、土方さんとしても見直したというか、自分の男を見る目が正しかったというか、芹沢さんから奪い取った勝利感というか、島田に惚れ直したというか、そういうのを出したかったのですが、出せてないよーな・・・・。まあ、そういう意味合いの『口移し』だったのです。ラブラブですね〜。(この物語の後、カモちゃんさん的定位置での仕事の監督になったので、島田は仕事が捗らなくなったに違いないと勝手に推測)

 目はまだ調子が悪いです。雪国ではサングラスorUVカット眼鏡は必須みたいです。何事も経験ですね〜。

[774] 感想文です。 仙太 - - 投稿日時:2006/03/16(木) 22:50:15
 お帰りなさいませ仙太です、目の具合は如何でしょうか?長く引き摺るといけませんので、どうぞ御自愛下さい。
 それではホワイトデーSSの感想を書き込ませて頂きます。

 今回はアイディアを採用して頂き、本当に光栄です。こうして実際に形になると少々気恥ずかしいです。
 副長殿は、芹沢局長の巧みな心理誘導のお蔭か随分と進展させられた様ですね。二人の遣り取りを軸にコミカルに進む楽しい作品でした。

 中盤、島田が勘定方に遷された時は「壬生義士伝(年末時代劇の方、隊士の名までは覚えていませんでしたが)」を観た記憶があったので、島田が切腹かと思ってしまいました。…やっぱり「口移し」は後でちゃんと仕切り直したんでしょうか、心底羨ましいです。ええ。
 これからもお体に気を付けて、無理せず頑張って下さい。

 最後に。…私も以前から気になっていました!「白い恋人ブラック(ホワイトチョコ菓子のブラックチョコバージョン)」って実在してましたか?是非御教え下さい。 

[773] 白いのにブラック!? Johnco - - 投稿日時:2006/03/16(木) 20:34:59
久々のSS投稿です。歳江が今はやりのツンデレキャラに磨きがかかってますね。あと、「新選組!」では剣術が苦手だった設定の河合も、実際は二刀流の剣士だったとは驚きました。

ところで思ったのですが、このSSでは武田観柳斎など他のSSでは女性になっている隊士(この場合は武田観奈)が男になっているのは、キンノーの陰謀で島田以外の隊士がチョコをもらっているシチュエーションのために、野郎ばかりになったのでしょうか?

話は代わって、先日ある本屋で立ち読みしていたら、坂本龍馬を暗殺したのはなんと中岡慎太郎や谷干城など主戦派の土佐メンバーで、非戦派の龍馬がジャマになってアーネスト=サトウらが黒幕となって支持したという説です(中岡は龍馬寄りだった事か、口封じのために一緒に殺されたと書いてある)。近々、この本を題材にしたドラマを龍馬役に及川光博を迎えて放送されるそうです。

(追伸)
タイトルの由来は、「あずまんが大王」というコミックで、北海道のおみやげに白い恋人・ブラックというチョコが出てきた話からです(アニメ版では「白い友達」になってました)。

[772] 西遊記 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/15(水) 22:51:09
久々の西遊記感想〜♪

 凛凜は、やはり普通の人間ではなかったですな。羅刹女の娘とは・・・。ただ者ではなかったものの、予想は裏切られました。


 ジャックスカのホワイトデーSSが第2稿になりました。第1稿で出て来てた、藤堂先生ファンクラブのオリジナルキャラのシーンが斎藤のシーンに差し替えられてます。

[771] 新作が届きました。 かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/14(火) 22:42:23
 本日はホワイトデーですが、友人のジャックスカから突然元号がメールで送られて来たので、校正してアップしました。バレンタインに引き続きホワイトデーも競作になったですよ。
[管理人レス]
『元号』 → 『原稿』 誤字です。ジャックスカから指摘のメールが届きました。

[770] 江差へGO! かわぴょん - - 投稿日時:2006/03/14(火) 17:49:11
 箱館についた翌日はJRで松前半島を横断して江差へ。目当ては、もちろんニシンではなく幕府軍艦開陽丸。江差湾で沈んだ開陽丸の遺物が引き上げられており、開陽丸も再建されている。
 箱館からは行きがJRで2時間半、帰りが3時間の列車行。JR江差線は松前半島を横断するため、本当に山の中を通ります。1m以上雪が積もってる様は壮観です(おかげで目をやられたが…) 飛行機だと東京まで行けてしまう時間がかかるのですが、近いようだが、実は遠いらしい。しかも電車の速度がのろいし(周囲の山に雪が積もってるので、何かのはずみで雪崩が起こると電車は雪に埋まってしまうな)。

 そんなこんなの江差ですが、ニシン御殿とかの他は開陽丸しか見るものがありません。開陽丸も正確には復元ではないです。開陽丸の形をしたコンクリート製の博物館を海中に建造しただけです。ただし、中身の展示は実際に引き上げられた砲弾や大砲、備品などで一見の価値があります。
 開陽丸はスクリューの取り外しができ、帆走するときは、スクリューを取り外したそうなのですが、この機構が分からなかった。スクリューを外すって一体どうやって?
 これも現地に行った結果分かりました。オランダに残されていた図面から1/50の正確な模型がつくられており、スクリューの部分も再現されてました。また、事務所でこのスクリュー部分の設計図のコピーをいただいてしまいました。この開陽丸のスクリューの着脱に関してはネット上に資料がないみたいなので、そのうち私がページをつくるかもしれないです。

[前頁 | 最新 | 次頁]
削除No: パスワード:
ワード検索: (20個ずつ表示)

© HinataShiina/HinaNET
HinaBBS-Normal Ver.1.10