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[961] 感想ありがとうございます。 かわぴょん - - 投稿日時:2006/08/07(月) 21:56:47
◆仙太様
>サイトも休眠状態にならかった様で一読者として大変嬉しいです。
 近藤勇子EXが終わったのでもう書けないかと思ったのですが、アイデア様が降りて来たので書きました。

>後半突如「水着相撲」になりかけたのは少々驚きましたが、
 目指したのはちょいエロですが、微妙に失敗した感じです。

>出来が悪いとの事でしたが楽しく読ませて頂きました。
 史実にこだわり過ぎました。その為、キャラクターが伸び伸びと動いてません。例えば、島田の台詞にそーじが突っ込んでますが、実はこれは第1稿では、沙乃の台詞でした。途中で沙乃が下坂メンバーに加わってなかった事に気付いた為、そーじの台詞に直したのですが、勢いがなくなり違和感が出ました。

校正をしてくれたジャックスカによると、
@土方が大坂に行った意味がない。(実は水着のシーンを書くために、土方を大坂から帰したのが裏目に出た)

Aカモちゃんさんだったら千両箱丸ごと1個ぐらい分捕りそうだ。(カモミール芹沢の話を書きたかったはずなのに、カモちゃんさんがカモちゃんさんらしくありません。実に小さくまとまってる。これは私の大失敗。芹沢に活躍の場を与えてません)

 あげく『これを発表するのか?』と訊かれてしまいました。行殺は史実をうまく料理し、史実をおちょくらねばならないのに、これではゲームの琵琶湖海水浴イベントを超えてません。史実通りに行殺キャラを動かした為、各キャラの持ち味が殺されてしまいました。すなわち、私が史実に合わせる為に行殺キャラを動かしただけの作品になってしまったのです。私の創作の部分はちょっとした不条理ギャグ(新幹線・飲み会・水着)のシーンだけになってしまったため、史実とのバランスの悪い作品になってしまいました。
 そういうわけで、現在、全面的に改稿した『新選組大坂夏場所』を書き直し中です。史実は史実としてスパイスとして生かし、行殺キャラを伸び伸びと動かしつつ、カモちゃんさんメインの作品に仕上げる予定です。(本当は作品を引っ込めたいのだけど、topページ、更新履歴ページ、目次ページと作品にリンクしてるページが3つあるので、直すのが面倒なので、とりあえずこのまま行って、『大坂夏場所・改』が出来たら、差し替えようかと思ってます)

>私はプレイ時には「宿の名前」までは気が回りませんでした、
 私も気付いた時、ビビりました。そんな細かいところまで気を回すか〜? と。
 実は池田屋事件の時は看板は『池田屋』で琵琶湖の時には『京屋』、坂本龍馬暗殺の時には『近江屋』になってます。凄いな、行殺。

>沙乃は今回留守番だったので〜
 やあ、これは面白いですね。改原稿では、新選組の全員のメンバーで大坂に行く予定なので(そこまで細かく史実にこだわらないことにしました。面白さ最優先)、沙乃のスクール水着も出るでしょう。

>「閃光の〜」は研究書としては(スタンスが)正しくない、との事でしたが〜
 ある程度の新選組の知識のある人の知識を増やす役には立つと思います(だって研究書だもの)。でも作品を書く上での資料性は低く(買うんじゃなかった〜!!)、ネタにもなりません。
 研究書と解説書は違うので、私はより細かい事や、新発見の史実の為に研究書も読んでますが、解説書で十分だと思います。小説は作者の意思が入り込み過ぎるので、本によって土方が善人だったり悪人だったり、近藤が無能だったり、色々なので、小説と解説書は両方を資料としてます。

 新選組関連の書籍で、解説書としてお勧めなのは、
『新選組全史』(中村彰彦 著 角川文庫)
 :三宅猫之助様から勧められて私も買いました。実に細かく詳しい新選組解説書で兼研究書。『幕末・京都編』と『戊辰・箱館編』の2冊があります。
『新選組 知れば知るほど』(松浦玲 著 実業之日本社)
 :割と詳しい入門書。大変読みやすい。でも基本はしっかりと押さえてあります。
『新撰組顛末記』(永倉新八 著 新人物往来社)
 :著者が永倉新八本人です。新選組の係わる全てのイベントに大変詳しい(そりゃ、本人だからなあ)。でも晩年に思い出しながら書いた本なので、記憶違いの部分や、自分が大活躍したように美化して書いてるシーンが多いですね。『新選組顛末記』の研究書も出てますです。

 上記4冊がお勧めです。

 小説だと
『新選組血風録』(司馬遼太郎 著)
 短編集。基本的にウソが多いが大変面白い新選組物です。
『壬生義士伝』(浅田次郎 著)
 吉村貫一郎が主人公で、泣けます! 映画の原作本。
『土方歳三散華』(広瀬仁紀 著)
 土方歳三が主人公ですが、土方が大変良い奴〜。ほのぼの新選組。
『落陽の死神』(広瀬仁紀 著)
 芹沢鴨が主人公。鴨がいい人です。逆に土方は腹黒い陰謀家です。ただ、入手が困難かも。私も古本屋を捜し回りました。
『いつの日か還る』(中村彰彦 著)
 島田魁が主人公。大変面白く、また中村さんが新選組の研究家でもあるため描写がかなり正確。私の一押し。

 ぐらいが私のお勧めかなあ? 子母澤寛は読み難いのであんまりお勧めしない。有名な『燃えよ剣』は・・・面白くないのでお勧めしません。

>『真実とは"問い続ける事"にこそ、その意味も有れば価値も有る』
 あ、これ、かっこいい〜。

[960] 私は議論は下手です。 仙太 - - 投稿日時:2006/08/06(日) 21:03:55
 こんにちは仙太です、サイトも休眠状態にならかった様で一読者として大変嬉しいです。 それでは新作の感想等、書き込ませて頂きます。

 後半突如「水着相撲」になりかけたのは少々驚きましたが、不条理風味も程好く(出ましたね新幹線…)出来が悪いとの事でしたが楽しく読ませて頂きました。
 私はプレイ時には「宿の名前」までは気が回りませんでした、そんな細かくエピソードが混ぜてあったんですね。
 
 沙乃は今回留守番だったので、体型話をふられずに済んで助かった形でしょうか?
『…何よ?』『まだ何も言って無いだろ!』『"まだ"ですって!?』みたいに。

 「閃光の〜」は研究書としては(スタンスが)正しくない、との事でしたが内容的には薦められる物でしたか?文章が得意な方ではありませんが、少しは本を読まないと先日の様な話題には入って行けないので…。

 「男性ボイス入」は確かに増えました。とある有名ゲームのファンディスクでは、かなり有名な方々がギャグキャラを熱演なさっていました。実力が伴うとギャグの冴えも違いますよね。

 色々な主張がありますが…昔のアニメで『真実とは"問い続ける事"にこそ、その意味も有れば価値も有る』と言う台詞がありました。少し違うかも知れませんが。

[959] 『閃光の新選組』 かわぴょん@議論スキー - - 投稿日時:2006/08/06(日) 01:23:51
 最新の新選組研究書である『閃光の新選組』(伊東成郎 著)を読み終わりました。下の[940]で書いたように、鳥羽伏見で実際に畳胸壁が使われてたりとか、これまで私が知らなかった史実が分かったのは良い事なのですが、この本は、研究書としては失格だと思う。著者の意識が入り込み過ぎてるのだな。
 かなりの部分で、最後の締めで、「〇〇と思った事だろう」とかの、作者の感情移入が多いのだな。そういうのは研究書には必要ない。研究書は事実の羅列であるべきだ。そこから類推される事件の原因とか、繋がりとかの意見が開陳されるのは良いことなのだが、ある事実からその人物が「〇〇と考えたに違いない」とかは余計だ。そういう登場人物の心理を推し量るのは小説でやるべきだ。研究書でそれをやるべきではないと思う。そういうわけで私は新選組の研究書としてこの本はお勧めしないです。

 ところで澪様からの反論が来ないな。迎撃準備は整ってるのだが・・・・。
 結局のところ何が正しくて何が正しくないとかは、立場によって変わるものなので、議論になった場合、より強い信念を持った者と、より多くの情報を持ってる方が勝つのです(勝ち負けに意味はないが)。あと議論にも戦略や戦術というものがあります。言葉の駆け引きという奴ですな。自分の意志を相手に伝えるのが言葉ですから、そこは技量の世界にもなります。
 坂本龍馬に関しては、私が余計なことを書いたばっかりにシンペイ様から見事な反論を食らってしまいましたが。
 基本的に相手を蔑もうとした時には、隙が大きくなるものです。

 あ、ところで新作が出来たのですが、出来があまり良くありません。ごめんなさい。

[958] トンプソンビル かわぴょん - - 投稿日時:2006/08/04(金) 00:59:13
BIGLOBEストリームで現在、サンダーバード(昔の人形劇。日本語吹き替え版)を演ってるのですが、
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_program.html?prog=thunderbirds

 世界一のビルで大火災が発生し、逃げ遅れて地下室に閉じ込められた親子をサンダーバードが助けるというストーリーなのですが、まあ、問題はそこではなくて、この世界最大のビル。
 高さ3000m、幅800m.

 さんぜんめーとるぅ!? 富士山クラスのデカいビルなのか! 中には12のホテルがあり、ショッピングセンターがあり、さながら一つの町なのだそうな。地下の駐車場には1万台が駐車可能で(以外と少ないな)、駐車場からビルのショッピングセンターにはモノレールで6km。
 ううーむ、それは巨大だ。物語の中とはいえ、富士山クラスのビルを創造してしまうとは、さすがアメリカ人(サンダーバードはイギリスだったっけ?)! スケールがでかい!

 あ、でもビル1個が都市というのは、シムシティのアルコロジー(えーとビル全体が都市みたいになってる奴。うわさによると宇宙船なのだそうだが、私は途中で飽きてやめてしまった)みたいだぞ。

[957] クリア かわぴょん - - 投稿日時:2006/08/02(水) 16:55:24
 今日からマ王をクリアしました。なぜかアーダルベルトエンドで・・・私はグウェンダルエンドを狙ってたのになんでやねん。
 途中でサラレギー陛下が出てきて、小説版の話のように進むのかと思いきや、ゲームオリジナルの展開になります。

↓ネタバレ
 魔族によって取り戻された禁忌の箱を、眞魔国で暴走させ、眞魔国を滅ぼそうというサラレギーの陰謀が! この筋書きはゲームオリジナルですね。で、ユーリの活躍により不発に終わるものの、出てきた箱は2つなので残り2つ残ってるし、小シマロンもこのままでは終わりそうにないし、このゲーム、続編が出るんじゃないかいな? あるいはコンプリートしたら続きのシナリオが現れるとか?
 うーむ。パソコンゲームと違ってメッセージスキップ機能がないので、コンプリートするのが面倒そうだ。

 サラレギーは石田彰さんなので・・・ダメだああ! アスランにしか聞こえない〜!!! ゲーム版でもやはりサラレギー陛下は黒いです。ふふふのふ。

◆三宅猫之助様
 見に行った〜。篤姫という名前は知らなかったものの、天璋院は知ってます。皇女和宮をイジめる人ですな。ふむ、また幕末ですな。新選組がゲスト出演したりしないかなあ?

>18禁ゲームだと、男性キャラがノンボイスであることがほとんどですのう。
 そうですのう。だからラブネゴシエイターをやった時、男性キャラに声がついてて驚いたもの。そういえばFESTA!!では男性女性含めて全キャラが声つきです。

◆シンペイ様
>というか法律をきちんと守る反政府主義者って居ますか? 
 おおう! 何と見事な切り返し。 法律は体制側が決めるものだから、体制を引っ繰り返そうとしているテロリストが法律を守らない悪人ってのは当然だよなあ。う〜む。座布団1枚差し上げましょう。

>ただ、彼が居なかったら日本はかなり悪いほうに歪んでいたのではないでしょうか。
 いや、今の日本はかなり悪い方に歪んでると思いますが。龍馬が薩摩の手によって暗殺されなかったら、逆に後の世が変わったと思います。惜しいときに惜しい人物を亡くしたぜよ!
 少なくとも、戊辰戦争が起こらなかったんじゃないかなあ。あるいは明治新政府があんなに大勝しなかったろうし。大久保利通は失脚した可能性があるな。ただ、薩長による派閥政治になったから、板垣退助の自由民権運動とかが出てきたわけだし、時代を動かすのは土佐の人間なので、土佐人だったらその事を誇りに思うと思うですよ。

[955] 08年大河ドラマは「篤姫」 三宅猫之助 - - 投稿日時:2006/08/01(火) 22:07:46
女性が単独主人公なのは久しぶりのような気が……

そういえば、「武蔵 MUSASHI」のときは「バガボンド」人気に便乗して制作したなど非難されていたけど、今回は「大奥」人気に便乗して……とか言われるかも。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000083-mai-soci



◆ノンボイス
18禁ゲームだと、男性キャラがノンボイスであることがほとんどですのう。「つよきす」みたいに遊びが多いものはボイス入ってますが(べジータっぽい声でべジータっぽい台詞言ってたり……w)

[954] 今日からマ王 かわぴょん - - 投稿日時:2006/08/01(火) 22:06:25
 勝手に実況。途中まではアニメベースのシナリオだったのですが、急に小シマロンのサラレギー陛下の所に行く事に・・・おお!? 小説版の乱入か?

◆611様
>なんか出過ぎた感が漂っております。
 いや、ハーレムエンドというのは思っても見なかったので目からウロコです。作者が知らないこと、思いつかないことは書けないので、アイデアは歓迎です。どうすればハーレムエンドになれるのか現在考え中ですが、あれだけ性格の違うキャラ達の中で全員から惚れられるとなると・・・下でシンペイ様が書かれたようにするしかないか・・・。

>近藤勇は虎徹の偽者を掴まされたとか
 それは司馬遼太郎の『新選組血風録』ですね。創作です。近藤の虎徹は鴻池からもらったとか、松平容保から下賜された物だとか言われてます。

>斎藤さんは御茶ノ水の事務してたとか、
 斎藤の晩年ですね。東京女子高等学校だったはず。
【島田】 女子校に務めるとは・・・。
【斎藤】 ち、違うよ。仕事だからそういうんじゃないんだ。
【原田】 士道不覚悟ね。
【土方】 うむ。
【芹沢】 せっぷくぅ〜☆
【斎藤】 島田、何とかしてよ!
【島田】 羨ましいので助けない事にする。
【山南】 島田君の晩年は寺守だからねえ。
【島田】 うわ〜ん(泣)

 はっ! つい、意味不明な台詞SSを書いてしまった。

>最近になってようやっとお墓こさえてもらえた
 おお、それは知らなかった・・・ところで誰のお墓ですか?

 時に、せっかくライアー様公認の顔アイコンがたくさんあるので、カモちゃんさん以外のを使って下さいませ。カモちゃんさんだと私と被る〜。

[953] また来ました。 611 - - 投稿日時:2006/08/01(火) 19:29:55
またお邪魔します。611です。

既に次回のSSについて考慮してらしたようすね。なんか出過ぎた感が漂っております。
リクエスト等と厚かましい事は申しません。もう3年くらい通いますから思うまま執筆してください。
でも島田EXとか言われると心揺れますよね。

後、解説書籍に手を出したとか書きましたが、私が購入したのはもっとショボい本です。大河ドラマが流行ってた頃なのですごくライトな内容でした。
やれ、近藤勇は虎徹の偽者を掴まされたとか、斎藤さんは御茶ノ水の事務してたとか、最近になってようやっとお墓こさえてもらえたとかその程度の内容です。

でも新撰組という存在に強い興味を持ったのは間違いないです。
日本最後の剣客集団で最強の剣客集団、新撰組です。
敵と見たら極小数を相手に不意打ち、夜討ち朝駆けは大前提で剣で戦えば、うんと強いのに槍持って囲い込んで突付いたり、そらつえーわみたいな感じで素敵です。なんか大好き。(負けちゃ意味ねーでしょ的賛辞です。)
私の新撰組感なぞどうでもいいですね。失礼しました。

またしても長々とすいません。

611でした。また来ます。

[952] はじマりの旅 かわぴょん - - 投稿日時:2006/08/01(火) 16:15:44
 『今日からマ王』のプレステ2のゲームが届いたのでプレイ中。何というか、やはり予想通り、アニメ原作のゲームという物は、アニメ原作のゲームらしく、予想を裏切らずに・・・・面白くない(ゲームとして)。 まあ、その選択肢によって同行するメンバーが変わったりとかはあるのだけど、大筋はアニメ原作のままで、それだったら別に懐かしのゲームブックでも構わないよーな・・・。DVDメディアなので時々カットインアニメが入るけど効果的とは思えないし、BGMもあまり良くないし、移動・戦闘パートは単なる作業だし。

 そして、ユーリ・ヴォルフラム・コンラッド・グウェンダル・ギュンター・ヨザック・アーダルベルトなど主要キャラは声つきだけど、ツェリ様やアニシナさん、ギーゼラ、グレタ、ウルリーケ、フリンさんなど全女性キャラはノンボイスである・・・・あ、そうか! マ王は女性向け作品だからそこはそれで良いのか!

◆澪様
>今の若者にはその「何故」を追い求めようとする気持ちが無いと思えるのですよ
 ふむ。じゃあ、こちらもストレートに返す。
 『そのような事を言う人間は多角的な視野を持っているとは思えない』。
 『最近の若者は〜』というのは私も散々言われ続けたものですが、大変嫌な言葉だ。それは裏返せば自分の優越感を誇示したいだけに過ぎない。憂いても嘆いても相手の事を考えてるのでもなく、ただ単に相手を低く見たいだけだ。十人十色という言葉があるが、色々な人が居て、色んな考え方の人がいるのに、十把一絡げに『最近の若者は〜』と来るのはいかがな物かと思う。そしてそういう年寄り臭い事を当然の事のように言う人間に、はたして多角的な判断ができるのかどうかも疑問。

>ではそれは確固たるものなのか、と言う事です、
 再反論。
 その時点で下せる最善の判断ということ。澪様が辛くも述べられた通り、その時代に住んでいたとしても100の真実など見えはしない。物証や文献から考察する事が確固たる史実であるかどうかは不明なれど、その時点で下せる最善の考えならそれを可とします。
 逆にいうと、説がたくさんあるということは、それは物証や文献などよりも、解釈の方が重要であるという私の説を後押しするのではないかと思われる。

>すぐにそれを信じると言う程歴史家にとって愚かな事はありませぬ
 私は歴史家じゃないし〜。それを判断するためには番組スタッフよりも広範で深い知識を持ってなければならないけど、私は『その時歴史が動いた』の本の方に書いてある参考文献をその1/100も読んでないし。それでは判断なぞできません。

>古文書や文献、資料を読み解き事実の羅列を書く、そしてそれを下記にも書く限りなく100に近づける、それが私の歴史の楽しみ方です
 否定させていただく。事実の羅列ほどつまらない物はない! データはあくまで材料でしかない。 データの収集だけならコンピューターにすら可能だ。集めた事実をかみ砕き解釈し、そのデータを元に、当時を再現する(頭の中ででも)事が楽しいのだとやはり思うし、そうでなければ、その歴史家の歴史の楽しみというやつが私には理解出来ない。情報はそこに『ある』だけでは、単なる情報に過ぎない。人の手が(いやどっちかというと頭か)加わって、書き手がいて、読み手がいて初めて意味をなす。図書館や本屋さんの本は、書棚にあるうちは、ただの紙の塊に過ぎない。読者が本を読み、頭の中で本の内部情報を再現したとき、初めて本はその真価を発揮するのだ。
 澪様がいわれている、『100に近づける』。それはデータの羅列ではないでしょう。それはデータを元に歴史を追求する・真実を追求するという作業だ。それはデータではない。情報の分析と考察。すなわち『解釈』だ。
 よって、楽しみ方が違うのではなく、やはり同じことをしていると私は思うですよ。

>大湊海軍基地
 あれ? 斗南藩と大湊って全然別の場所のよーな気が・・・。斗南藩は下北半島の付根の太平洋側だったよーな事が何かの新選組の本に書いてあったよーな気がする・・・。 ああ! でも遠すぎるので全然分からない! あ、斗南藩のトコには斎藤一の記念館とかないのだろうか? 函館には土方歳三関連の史跡がたくさんありました。

>史実が大切か解釈が大切か、おそらくは水掛論になるとも思われます
 私は『タマゴが先かニワトリが先か?』 と問われたら、躊躇せず『タマゴが先』と答える人間ですぞ。
 上で書いた通り、史実がいくらあっても解釈がなければ、その史実は何の意味も持たない。データの羅列から情報を汲み取る事こそ大事。 史実の発掘などは、情報収集に過ぎない。 史実がなければ解釈がなされないということですが、そんな事はない。その時点での最善を尽くすのです。新しい情報が加われば、解釈は更に変わります。
 澪様の書かれた通り、戦略的な目標は『史実を100に近づける』事。より正確な文献の収集・分析などは、その前段階の戦術目標に過ぎない。
 漫画『のらくろ』で、ブル連隊長の息子とモール中隊長の息子が陸軍と海軍のどちらが重要かでケンカして、のらくろが適切な答えを出せないでいると、『どちらも重要だ』とブル連隊長から叱られる場面がありますが、この場合とは少し違います。
 重要なのは戦争に勝つこと。陸軍も海軍もその手段に過ぎない。この場合、それぞれの重要性は、その戦局によって変わります。(私は日本防衛にとって海軍力こそ主とすべきだとは思うが…)
 今回の場合、例えば、『遺跡の発掘』と『文献の解析』のどちらが重要か? という議題なら、どちらも大事だという答えになるでしょうが、『史実』と『解釈』のどちらが重要か? という問いです。
 はて、たくさんある史料・様々な説、それらから導き出される(ここが『解釈』)史実。そして様々な矛盾する史実。そこから更に考察を加える(ここも『解釈』)。


戦略目標は、『現時点で一番100に近い真実を見つけだすのさ』

 まだ発見されてない史料や博物館の倉庫に眠ってる真実などは原段階では何の役にも立たないですよ。史料は史料。解釈が加わって初めて史実と化す。あたかも本屋で誰からも読まれずに眠っている本のように・・・。

>何よりも大事なのが管理人様も私も歴史が好き
 そう言われて気付いたのだが、私は歴史が好きなのだろうか? 私は歴史が嫌いで、地理選択者だったのです。 現在、幕末関連で凄まじく調べまくってるのは、行殺の二次小説を書くための材料として。作者が知らない事は書けないのです。すなわち、資料集めに近い。私にとって重要なのは作品を書くこと。そこが戦略目標。資料集めは武器・弾薬の補給作業です。 それを歴史好きと呼んでもよいものだろうか?
 一つには知識欲というのがあると思います。私は開陽丸のスクリューの昇降装置の仕組みを知りたくて、北海道の江差まで行ってしまう人ですから。だがそれも歴史好きとは異なるような気がする。真実を知りたいし、分からないままなのは気分が悪い。だから可能な限りの手段を使って調べる。それは歴史が好きなのではなく、ただ単に知識欲を満足させたいだけのような気がします。

[951] 無題 - - 投稿日時:2006/07/31(月) 08:44:48
○管理人様
>無理がある。多角的な視点とは、様々な情報源を持つ人間しか持てません〜
これはキッカケの問題なのですよ、多角的に考えると言うのは確かに多様な情報源を持つ人間にしか出来ない事ではありますが、ではその人間は何故、情報源を多く持つ至ったか、と言う事を言いたかったのです、それは何故、を追い求めたから、と私は思います俗に言う知識欲と言うものですね、今の若者にはその「何故」を追い求めようとする気持ちが無いと思えるのですよ、勿論これは歴史だけでなく、他の分野にも言える事なのですが

>遺跡なり、遺物なりが発見されて〜
これに対しては反論せざるを得ないですね、当時の文献、また遺物、遺跡の合致と申し上げられますが、ではそれは確固たるものなのか、と言う事です、それにその説以外の説が出た場合、史実が複数存在するわけで、それがおかしい、と言うしかないわけです、無論、現在でも史実と言われるものが複数存在する事がほとんどなわけですがね
それと管理人様は何を読み違えたのか、もしくは私の文才のせいか勘違いをなさっていると思われます、新しい事柄の発見、知識の増加は私の喜びでありそれは下記にも書いてあるはずなのですが…私は例をあげると「その時歴史が動いた」の説に対しそれを真っ直ぐ受け入れる事は無く、まず自分なりに懐疑心を持ち、つまり一歩引いた視点でそれを見ていると言う事なのですよ、その時歴史が動いた、だけならず諸説を見る時にもそうしております、すぐにそれを信じると言う程歴史家にとって愚かな事はありませぬ

>疑問があるのですが、私も新選組関連では研究所や文献録などを読み漁っておりますが〜
どうも、私と管理人様は歴史に接する形、楽しみ方が違うと思われます、解釈するのが大事と言う点では同意見なのですが、私は作家では無く、どこか研究機関に属しているわけではありませんが、歴史家として私は歴史に接しております、解釈して楽しむと言うのは確かに必要な事で、作家さんが小説を書くのも、また歴史の楽しい所の一部だとは思いますが、我々とて解釈を重ね、研究所や論文を書くのですから、しかし先にも言った私はあくまで歴史家として接しているのですよ、だから私は史実(事実)を重要と思っており、歴史と接しているつもりです
研究書や文献に書いてある事が事実とは限りませんから、まぁそれをどう読み解くか、それが楽しいのですよ、私にとって研究書や文献は楽しいものであります
ああ、勘違いしてほしくはないので付け加えますが、管理人様の解釈を重要視しての歴史小説の話、私は正しいと思いますよ、私はただ事実を知りたいと言っていますが、歴史小説が面白く無いとは一言も申し上げてはいないはず、新選組では無いので申し訳ありませんが、北方謙三氏の三国志は正直面白いと思っております(感想は割愛させて頂きます)、勿論作家の解釈、思いが込められ多少また史実とは異なる部分がでてきてはありますが、小説として楽しめるものだと思っています、だから私は小説を娯楽と言ったのですが…
私は作家でも漫画家でもありませぬ、古文書や文献、資料を読み解き事実の羅列を書く、そしてそれを下記にも書く限りなく100に近づける、それが私の歴史の楽しみ方です

>・・・・なぜ100? 200とか300でも良いのでは・・・
これは言葉足らずでしたな、真実(事実)を100とすれば上記にも書いた、私の歴史への接し方を見ていただければわかる通り、事実を知りたいがためなのです、しかし残念な事ですがその事実はどうあがいても限りなく100に近づける事しかできないのです、何故か?その時代をこの目で見る事はできないからです、我々がやっている事は資料の読み解き、解釈、遺物や遺跡の発見、そしてそれを繋げる事だけなのですから、どれだけ正しい様な説でも、その時代にはもしかしたら、実は…と言う事がありえますから、根底にある歴史書が嘘でした何てパターンも実際にありました
まぁこれは私の観念論、哲学みたいなもんなので理解して頂けるかどうかはわかりませんけど

>えーと、いわゆる津軽要塞〜
おそらく管理人様の事、斗南藩終焉の地と言う事で、わかっているとは思われますが当方細かな所在地は津軽の方ではありませぬ
ちなみに津軽要塞は大日本帝国陸軍ですな
私が言っているのは、大湊海軍基地の事で、明治から大日本帝国海軍の軍港となり、二次大戦により空襲を受けました、現在でも自衛隊海軍基地として存在しており、地方総監部が置かれています(マイナーで本当申し訳ない)

>三つ子の魂百まで〜
特に否定は致しませぬ
人々の解釈の問題はいつの世もあるもの、坂本竜馬だけでなく、私のカテゴリーで言わせていただけると、織田信長とてそうです、彼の行動を表面的に見るだけならば残虐非道、神仏を恐れぬ、独裁者、恐怖政治とよく言われています、勿論そう考えても構わないとは思いますけれど、それは事実、史実が成り立っての事、その基盤ができておらねば、解釈すらできませぬ

史実が大切か解釈が大切か、おそらくは水掛論になるとも思われます、何故ならどちらも必要な事で、また歴史への接し方によるのですから、史実が無ければ解釈はできず、解釈ができねばそこで史実への研究は止まる、そして何よりも大事なのが管理人様も私も歴史が好き
ですが、その楽しみ方が違うそれだけの事ですよ

あーでもそれだと何故私が行殺を楽しめたかが謎になってしまいますねー…いや、普通に楽しかっただけですよ、その楽しみ方はおそらく管理人様側の楽しみと同じ様なものです…多分

ああ、駄文書きなのに長文になってしまう恥ずかしい

[949] 大失敗。 かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/30(日) 23:58:36
 キャノンのインクジェットプリンターをお使いの方はご存じかと思いますが、インクカートリッジは液体のインクの入った部分と、綿が詰めてある部分に分かれてます。

 インクの出口の部分の綿がインクで固まって使えなくなったインクカートリッジがあったので、ピンバイスで穴をあけてスポイトでインクを吸い出し、空になったインクカートリッジに移そうという実験を行いました。

 結論から先に言うと、大失敗。詰め替えたインクは、全部綿に吸収されてしまいました。そういえば新品のインクカートリッジでも綿の上半分は白いままでインクを吸ってないんですよね。実験に失敗した結果、そのカラクリが分かりました。
 新品のインクカートリッジを使用するとき、テープをはがしますが、白い綿の部分の上に溝状の穴があいておるのです。で、もう1つの穴はインクの出口です。つまり上から空気が押してるから必要以上に綿はインクを吸わないわけだ。インクは浸透圧で綿に自然に吸収される・・・と。
 ここで、インクタンクの部分に穴を開けたら、インクタンクから綿を通り抜けて空気の通り道が出来てしまうため、綿は何の気兼ねもなくどんどんインクを吸収する事ができるのである。
 そーかー、インクジェットプリンターのインクカートリッジは気圧と浸透圧を利用してたのだな。と、いうことはインクの出口と、綿の上の溝を封鎖して、タンクに穴を開ければ、インクは綿に不必要に吸収されないじゃないか! ビニールテープとプラモデル用の接着剤をつかえば可能な気がする。 ふむ、次に実験に使えそうなインクカートリッジがあったらチャレンジしてみよう。 とりあえず、手が真っ黄色になったのだった。
 あ、スポイトよりも注射器の方が便利そうだな。でも注射器は医療器具だから通常だと手に入らないものなあ。どっかに売ってないかなあ。

◆澪様
>歴史教科書についてはやはり〜
 そりゃあ、そうだろう。学校でそう習ったんだもの。信じてるのではなく、知らなかっただけで、これが正しいんですよ、と説明すればみんな納得すると思う。頑(かたく)なな教科書信者など居ないと思います。

>多角的な視点が今の若者には無いのではないかと思うのです
 無理がある。多角的な視点とは、様々な情報源を持つ人間しか持てません。情報量が少なければ多角的な判断なぞできません。 それは若者のせいではないと思われる。

>その時歴史が動いた、に関してもそれがすぐに史実、及び事実とは思わず、一つの説としてしか受け入れる事ができませんね、
 遺跡なり、遺物なりが発見されて、それが当時の文献と一致した場合、史実とみなしてよいでしょう。説の一つであるという意見には賛成ですが、新しい事柄が発見され、知識が増えた時に喜びを感じないのならば、何が楽しいのか私には分からんです。

>>三国志について
 私はNHKの人形劇から入って横山光輝のマンガを読んだですよ。光栄の三国志もやりました。でも当時はまだ幼かったので、現在の新選組ほどマイブームにはなりませんでした。私は通り一遍の知識を持ってるだけなので、。『恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜』も楽しめるかもしれんと思ってます。別に私は三国志マニアじゃないし。

>実際の歴史とは違った視点としての感想と、歴史を織り交ぜているからには、
 つーか、それ以前にギャルゲーという段階でかなり不条理なよーな気が・・・。

>小説に関してはやはり娯楽的なもので〜
 疑問があるのですが、私も新選組関連では研究所や文献録などを読み漁っておりますが、面白くはないですぞ。それはあくまで事実の羅列であって、それを物語に生かした時に初めて面白くなるものだと思います。作者がこの事実をどう料理するか、登場人物の考えなどをどう判断するか。
 重要なのは事実ではなく、解釈であると私は思います。

 新選組で言えば、芹沢は大抵悪人として描かれますが、中には芹沢を善人として描いた小説もあります。同じイベントを扱ってるのに、登場人物の心情などが描かれると見方が180度変わります。そこが歴史小説の面白さだと思います。
 資料を読み解いて、そこから解釈が加わらなければ、それは単なる事実の羅列で終わりますです。

>あくまで限りなく100に近い真実を知りたいため、
 ・・・・なぜ100? 200とか300でも良いのでは・・・。

>後は実は海軍の基地があったため二次大戦中に空爆の被害があった、と言う所でしょうか
 えーと、いわゆる津軽要塞だろうか? そこら辺りは詳しくなくてすいません。北海道からの石炭を青函連絡船が運んでたので箱館と津軽半島は要塞化されてたよーな記憶があります。

>ただ問題なのはそのキッカケを作ったものを歴史上で絶対的なものと言うものが多いと
 三つ子の魂百まで。
 私は行殺から幕末歴史に入りましたので、『竜馬が行く』とか読んでないので、坂本龍馬を極悪人と考えてる人です。行殺で、サカモトはこんな奴なんだ〜と思い、自分で調べた限りでは、様々な資料が坂本龍馬悪人説を支持してます。一般的な坂本龍馬像と別の坂本像を私は持ってます。スタートが行殺だったので、一般人とは逆ですね。
 坂本龍馬は、剣術は弱く、殺人犯でテロリストで、密輸犯で、まあ、様々な犯罪行為を犯した悪人です。後の歴史が彼を歪めたものと思われます。
 と私が考えてるというのが他所様の掲示板で披露されてました。まあ、私がそう考えてるのは事実だから別に良いんだけどさ・・・。
 資料は自説を補強するための材料ですから、やはり重要なのは史実ではなく解釈であると思うですよ。

◆シンペイ様
 お久しぶりです。

>女の子全員で主人公を共有するという感じが好きです。
 なるほど! そういう解釈なのか! 私は主人公を王様的な立場にしない限り不可能だと思ってたけど、全員から惚れられるという話にすれば良いのか・・・いや、まて、それだと、ネィプルオレンヂ様がかつて書かれた『ラヴラヴ愛モードでCHU!』シリーズと同じだと思う。まあ、あれはへーちゃんハッピーエンドだけど。

>しかし長崎が首都って、中国の侵略・・・もとい進出で真っ先に殲滅されてしまいそうですね。
 いやいや、日清戦争では日本海軍は大勝利を収めるし、日露戦争でも日本海海戦で大勝利をおさめてます。すなわち! 新選組のみんなが政権を取ってる間はだいじょーぶ。航空機やミサイルが開発される時代になる前は別に日本国内のどこが首都でも大丈夫なのです。問題は第2次世界大戦の回避ですが、アメリカから売られた喧嘩なので、そうだなあ、英国辺りと結べばどーにかなるのではなかろうか? とか思ってたりするのですが、そういえば日本が中国から侵略された事ってないんじゃなかろうか? あ、元寇の役があるか。 でも、あれは福岡じゃん。

[946] 無題 - - 投稿日時:2006/07/29(土) 01:06:05
○管理人様
>いくら最近の若者でも、さすがにそこまで馬鹿じゃなかろうとは思うのですが・・・
そうであると願います、ですが、歴史教科書についてはやはり、おかしいと思う部分も出てきて(最近では改正されたが騎馬武者像や源頼朝像が有名か?)それを信じる人が多いと言う事です、私は全てのものに対して懐疑心を持つので、あまり教師からは良い眼で見られませんでしたが、何が史実、何が事実、何が通説なのかを見極める、つまりは多角的な視点が今の若者には無いのではないかと思うのです、その時歴史が動いた、に関してもそれがすぐに史実、及び事実とは思わず、一つの説としてしか受け入れる事ができませんね、そこが歴史の面白い所、と私は思っていますが

>三国志について
大抵は光栄か横山さんの作品でしょうね…当方勿論三国志も好き故に多少の知識は持ち合わせておりますが、ほとんどが誤解及び歪曲されている気がしてなりません、三国志演義も正しいものでは無いので(しかも日本でメジャーなものは羅漢中ではなく吉川英治)三国志好きを語るなら陳寿の正史を読んでほしいと思っております(光栄の三国志の初代等呉があまりにも不等な扱いを受けておりました)作品そのものについては勿論プレイするまで批判はしませぬが、実際の歴史とは違った視点としての感想と、歴史を織り交ぜているからには、との視点で感想が自分の中で分かれる事があります

>新選組を真面目に勉強すればするほど、何が正しいのか分からなくなってくるという罠
これは全ての歴史に言える事だと思います、私のカテゴリーで言う戦国時代で行けば織田信長の合戦が特に有名ですね、史実と言う点でいけば、各資料を見るとおり説話、編纂、矛盾等はいくらでも出てくるものですし、そこがまた歴史を学び研究する上での楽しみだと私は感じます
小説に関してはやはり娯楽的なもので、さらに作者の意図や思いが多く入るため、勿論信じていません(上記に書いた三国志演義及びおそらくほとんどの歴史小説)当方基本的に歴史小説を毛嫌いではありませぬが、あくまで限りなく100に近い真実を知りたいため、自分の中で整理をつけるまでほとんど小説を避けております、出来ればやはり実際の資料を読み解きたいものですな…

>我が県について
とりあえず、管理人様のお住まいの場所はわかりました
そうですね私の県の逸話と言うと、そうですねやはり有名な所で日本三大霊場及び日本三大霊山があると言う事、でしょうか、県単位でいくども、北国にも関わらず高度な縄文〜弥生の文化、戦国時代の津軽氏、南部氏の争い、後は実は海軍の基地があったため二次大戦中に空爆の被害があった、と言う所でしょうか

>歴史への入り口について
私も同意見ですよ、小説だろうとゲームだろうとドラマだろうと、キッカケは何だって良いのです、歴史に興味を持ってくれるのならば、ただ問題なのはそのキッカケを作ったものを歴史上で絶対的なものと言うものが多いと言う事です、それが何よりも悲しくてならない…

[945] フェスタ!! コンプリート かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/28(金) 22:38:49
 フェスタ!!をコンプリートしました。全員クリア後、タイトル画面に『千神』という選択肢が加わり、それがどうやら真のエンディングっぽい。謎だった『ですの』少女の正体や、本編の何ら関係なかった勾玉の謎が明かされ、最終的に奈々子とハッピーエンドを迎えるのですが、ここでもメガラフターと同じく平行世界が・・・平行世界が流行ってるのだろうか?

◆611様
>近藤勇子さんルートの完結おめでとうございます。
 ありがとうございます。私も書き始めた当初はこんなに永くなる予定ではなかったのですが、結果として3年かかってしまいました。

>漫画とゲーム以上の知識の無かった私が新撰組解説書籍に手を出す位に楽しめました。
 おお! それは最高の褒め言葉。新選組は奥が深いのですよね。私も行殺から入ったので、後から行殺が史実新選組を巧みにネタにしているのに感動しました。

>次の長期連載SS等、考えておられますでしょうか。
 実は、若竹書庫は近藤勇子EXを掲載するために作ったサイトなので、近藤勇子EXが完成したら閉鎖するつもりだったのですが、現在書いている次回作のアイデアが浮かんだので、とりあえず閉鎖は先送りになりました。
 カモちゃんさんENDは史実新選組とあまり絡まず、池田屋事件の辺りで島田とカモちゃんさんが脱退してしまうので、カモミール芹沢EXが書けるかどうか悩み中です。
 あと、へーちゃんEXとか。誰か書いてくれないだろうか?

>ハーレムルートとかあるんですが、読みたいな等と思っています。
 ハーレムエンド・・・・むう! それは思いつかなかった! 楽しそうだ。でも書くのは大変そうだぞ。誰も死なずに明治維新を迎えたハッピーエンドそのものが私の近藤勇子EX以外に存在しないからなあ(近藤勇子EXでも伊東甲子が死んでしまうけど)。あ、島田EXというのも存在しない・・・。ハーレムエンドは島田EXになりそうですね。

◆澪様
>最近の特に年少に見られる傾向として漫画、アニメ、ドラマをそのまま信じ込む傾向にあると思います
 いくら最近の若者でも、さすがにそこまで馬鹿じゃなかろうとは思うのですが・・・。
 新選組に関しても、司馬遼太郎や池波正太郎、子母澤寛の作品が新選組物としてメジャーですが、それらがかなりウソであるというのは勉強して初めて分かる事だし。ウチの掲示板でちょいちょい話題になることですが、何が史実かは難しいものだと思います。特に『そのとき歴史が動いた』を見てると、これまで史実とされて来たものが、根底から覆りますから。
 三国志に関しても、普通の人は、NHKの人形劇の三国志か、横山満輝のマンガの三国志、光栄のゲームの三国志のどれかから入ったと思うので、三国志演義を読んだ人がどれほど居る事か・・・。まあ、私みたいに行殺から入って、幕末プロになる人間もいることだし、入り口がたくさんあるのは良いことではなかろうかと。『恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜』も存外面白いかもしれんし。作品の批評は出来上がったゲームを自分でプレイするまで、批判することそのものが不可能ですし、私はプレイするまで批判しないです(プレイした結果、面白くなかったら、まあ、そのようには書くけど)。
 ただ、中国から批判されたらかわしようがないので、そこはちょいと頭の痛い所ではありますね。何せ原典が余所の国の作品だし。

>新撰組に対する限りなく正しい知識を身につけてからで無いと、
 新選組を真面目に勉強すればするほど、何が正しいのか分からなくなってくるという罠。とりあえず、有名な『燃えよ剣』『新選組血風録』『新選組始末記』は、小説なので正しくはないのですよ。面白くはあるのですが。 また、早乙女貢の作品も幕末の銃火器に関する記述がデタラメです。割と史実に忠実なのは中村彰彦さんの作品だと思うですよ。

>当方某県某市に住んでおりますが、
 ・・・・すいません。新選組マニアなので分かっちゃいました。確かに某県は日本史であまり出てこないよーな気がします。何か有名な逸話とかありますかね?
 我が県は、江戸時代、唯一世界に対して窓を開いてた所ですし、原子爆弾で壊滅させられた所です。歴史には様々な所で登場するかなあ。坂本龍馬の海援隊もここにあったし。日露海戦の時の海軍の本拠地でもあるし。あと戦艦武蔵を造ってる〜。 思いつく限りでそれくらいかなあ?
 そういうわけで作者の唯我独尊により、私の近藤勇子EXでは、明治新選組政府は長崎を日本国の首都に選びます。

[944] 本日も良いお天気です - - 投稿日時:2006/07/28(金) 16:27:46
○管理人様
>それは・・・確かに・・・私は逆に行殺から〜
私達元からの歴史好きからすれば真に嬉しき事と私は思っています、最初の形がどうあれ、歴史に興味を持ち、それにより多くの人に歴史を知ってもらう、素晴らしい事です
昔のレスを読ませて頂いた所、中国が日本の漫画が歴史認識をとの話題がありましたが、これに関しては私も多少危惧しております、興味を持ち正しい歴史知識を持つならば良いのですが、最近の特に年少に見られる傾向として漫画、アニメ、ドラマをそのまま信じ込む傾向にあると思います、これは私としては由々しき事であり、嘆きの声を発する所、私は私の趣味として歴史を学んでおり、他人にそれを押し付ける等と言うつもりは毛頭ございませんが、どこか、大きな穴が開く悲しい事でもあります
勿論…学校の歴史教科書が正しいと言っているわけでもありませんけれど

SSの話今度読んでみますね、先に新撰組に対する限りなく正しい知識を身につけてからで無いと、楽しめるかわかりませんので、ご了承を

そうそうこれは所在地がバレてしまうかも知れないのであまり話すべき事では無いのかも知れませぬが、管理人様は会津藩にも興味をお持ちの様子で
当方某県某市に住んでおりますが、私の所在地は会津藩、我が県に来てからは斗南藩、再興の地、そして終焉の地であります、史跡も少なく、また県の財政の関係により資料館等もありませぬが私としては少し嬉しく思っています、我が市は多く歴史のある町ではありませぬ故、近くに歴史的な遺物があると言うだけで私は誇りと思えてしまうのです

[943] お邪魔します。 611 - - 投稿日時:2006/07/28(金) 03:08:48
以前から、ちょくちょく拝見させて頂いてました、611と申します。
近藤勇子さんルートの完結おめでとうございます。

漫画とゲーム以上の知識の無かった私が新撰組解説書籍に手を出す位に楽しめました。
お疲れ様でした。

次の長期連載SS等、考えておられますでしょうか。行殺新撰組をプレイしていて、後お目にかかっていないのはハーレムルートとかあるんですが、読みたいな等と思っています。厚かましい事この上ないですね。失礼しました。

不躾な乱文で恐縮ですが、今後も頑張ってください。心より応援申し上げます。

また来ます。611でした。

[942] いらっしゃいませ☆ かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/27(木) 20:02:35
◆澪様
 若竹書庫へようこそ。行殺が発売されてからかなり経つので、ウチは数少ない稼動中の行殺ファンサイトです。メインはSSですが、掲示板はよろずなので、半分は私の日記と化しておりまする。ウチの常連さんも行殺や歴史好きな方々ばかりです。

>歴史好きとしてやるのはどうよ…と思っていたのですが、
 それは・・・確かに・・・私は逆に行殺から新選組に入ったので全く違和感がありませんでしたが・・・。

>これまた同時期に見たその時歴史が動いたの再放送により、
 私も〜。

>好きなキャラへーちゃんとカモちゃんさんです、はい心に一筋の太刀が入りました
 私は・・・やっぱりへーちゃんかなあ。あと沙乃。
 SSを書く立場からいうと、土方さんと沙乃が一番動かしやすいです。逆に動かしてみて難しいのが近藤さんとへーちゃんかなあ?

>SSが主のHPと見受けられるので申し訳ございません
 そーですね、私は絵描きさんではないのでメインのコンテンツはSSになります。まあ、ゲームの行殺そのものが読物ゲームなので、あんまり違和感はないかと思います。気が向いたら読んでみて下さいませ。

>ちなみに当方歴史好きと申しましても、
 逆に私は行殺から歴史に入ったので、幕末関連の歴史だけ異様に強いとゆーアンバランス。幕末以外の時代の歴史には素人でござる。

>稲葉城に関してですが、
 稲葉山城ですね。後から調べて私も分かりました。山の上に建ってた模様。ちょうど大河ドラマの功名が辻で出て来たので、イメージはそっちで掴めました。

>これからちょくちょくと顔を出しに来ますのでよろしくお願い申し上げ候、
 よろしくお願いします。

[941] はじめまして - - 投稿日時:2006/07/27(木) 15:35:35
つい最近ふらふらとここを見つけました
行殺をプレイしたのは最近の事なのですが、発売当初から雑誌では見ていたものの、歴史好きとしてやるのはどうよ…と思っていたのですが、先入観を取り除き、やってみた所、中々に面白いゲームでした、自身新撰組の歴史、つまりは幕末には大して興味が無く、資料等もせいぜい歴史読本程度のものだったのですが、これまた同時期に見たその時歴史が動いたの再放送により、心に灯火が宿りました
とりあえず行殺から入った身と言う感じになるので同志を求めここに辿り着き候

好きなキャラへーちゃんとカモちゃんさんです、はい心に一筋の太刀が入りました

正直言わせてもらいますと、同人及びパロディ等には肯定派ですが、あまりSS等は見ないものでその点は失礼致します、SSが主のHPと見受けられるので申し訳ございません

ちなみに当方歴史好きと申しましても、所詮は若輩者の身、手中範囲も日本史に関しては神代〜戦国と広いですが密度的に戦国に偏ってしまいますので、幕末に詳しい皆様と比ぶれば皆様方にはついて行けぬやも知れませぬ

本人固い話方をしれおりますが、中身、ハッちゃけております、大抵のテンションに、ついていきます(ぁ

そうそう下記スレ、レスを見た所、稲葉城に関してですが、この項は斉藤道三、織田信長及び竹中半兵衛で調べてみると概要はわかると思われます

これからちょくちょくと顔を出しに来ますのでよろしくお願い申し上げ候、駄文しか書けない澪でした

[940] 真実は小説よりも奇なり かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/26(水) 13:12:20
 『閃光の新選組』(伊東成郎 著 新人物往来社)という、割と最近出た新選組の研究書を読んでるのですが、この中に気になる記述があり、

『市街戦だ。ところでこっちは馬関の戦などがあって巧者になっておる。伏見の市街地の住人はみな逃げてしまっていて残らず空き家になっておるから、その畳を引き揚げてきて、道の傍らに七八枚ずつ重ねて横に立てかけて楯ににした。それを右側と左側と差し違いに六七間ごとにやって、その間から撃ったので怪我人や死人の数が割合に少ない。』

 元長州藩士の林友幸伯爵の談話である。

 おおう! 畳胸壁は史実の鳥羽伏見の戦いで使用されてたのか! これは驚きです。

[939] 働く宇宙人ズ! かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/24(月) 21:01:08
 フェスタ!! は鏡町側を順調に攻略中。やはり彩音お嬢様が大変良い感じ。まほろば、鏡、御剣などという単語が出て来ますが、日本神話が深く絡んで来るので(大和朝廷批判かな?)、最初思ってたよりも深いゲームです。

 ところで、それはさておき、ライアーソフトのHPでメガラフターの4コママンガが連載され始めたのですが、今回第2話で、宇宙人のC君が、行殺新選組の屯所に体験入隊します。 行殺万歳!
[管理人レス]
 ・・・先月はボーンフリークスで今月は行殺だから、来月辺り、ポーラースターに行くのではないだろうか? あ、でもポーラースターは男子禁制だった。

[938] 鏡町 かわぴょん - - 投稿日時:2006/07/21(金) 02:37:44
 フェスタ!! は、御剣町の方を一通りクリアしたので、今度はもう一方の鏡町の方に進んでみる。
 ・・・うあ〜、こっちはふつーに面白い! 特にお馬鹿な彩音お嬢様が素敵すぎる!(えーと、ラクス・クラインをかなりお馬鹿にした感じ) 双子の部下の貴京と澄零も良いキャラだし。 天然キャラの琴子も良い感じだ。

 ・・・鏡町の方から始めれば良かった・・・こっちはかなりライアーテイストだぞ。

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