若竹掲示板

　お久し振りです、仙太です。異動と引越しの為慌ただしい状態だったのですが、少し落ち着いて来たので　また書き込ませて頂きます。

　早速新作を読ませて頂きました。「歴史と関係〜」との事でしたが、史実のレールが無い分「人物が好き勝手に喋ってる感」があって私は面白かったです。
　特に「二階級特進」辺りの、島田の変に冷静なナレが面白かったです。　実際に出世を願っていたら、やっぱり暗殺対象になったりするんでしょうね、時代的に。　鈴音とへーが何をお願いしたか、それがどう曲解されるか、も気になります。後編も頑張って下さい。

　ビグ・サノの対戦相手との事ですが、最後までギャグで貫くなら「ロボおまち（蛇腹関節希望）」等はどうでしょう。　槍まで大きくなってしまっているので、京都を真っ平らにしない様に気を付けないと･･･。


　柳生十兵衛は見ていませんが、最近昼の時代劇で「必殺シリーズ」を再放送しているので夜勤明けに良く観ています。　･･･こんな頭悪い内容だったかなぁ･･･。

　やはり殺陣が良いですね。次三郎の使った相手の剣をクルリと返して胴を払う技は何というのだろー？　気になりますね。
　あと、ストーリーも抜群。主家と息子の安泰を願う親父の清兵衛と、正雪のクーデターに与（くみ）して、幕府転覆に加担する息子の次三郎。但馬守と十兵衛に被って見える辺りがシナリオが流石だ。そしてめでたしめでたしとはならず、やっぱり最後は斬ってしまうのが柳生十兵衛なのだった。

　ところで、先週、漢（おとこ）を見せた由井正雪ですが、やっぱり策士策に溺れるよーな感じが・・・。少なくとも、彼に将器はないよーな気がする。現に丸橋忠弥が裏切りそうな感じだし。

　やはり次回も楽しみなのである／

　長いことずーっと書いてた『恐怖！　機動ビグ・サノ』の前編が出来ました。前編なのに長いです。　うーむ、久々に歴史と関係ない不条理な作品を書いてしまった。

　いや、設定が緻密なので、どこかまでは史実なのかと・・・。

◆三宅猫之助様
　昨日が柳生十兵衛の命日だったのですか。知らなかったです。

　十兵衛の妹が頼宣の側室で〜。というのは『柳生十兵衛七番勝負』の完全な創作なのですな。でも時代劇は歴史の教科書ではないので、多少の改竄で面白くなるのならば、それでよし！
　そもそも、『水戸黄門』『大岡越前』『遠山の金さん』も全部史実から遠いし。必殺仕事人とか歴史すら関係ない感じだし。時代劇として面白いのと歴史的に正しいのは別物なのでＯＫだと私は思うです。
　・・・でも、今回、史実なのかどうなのか、本気で分からなかったが・・・。

本日は柳生十兵衛の命日なので、タイトルはアニメ『十兵衛ちゃん-ラブリー眼帯の秘密-』にて２代目柳生十兵衛の条件として提示したものを。


徳川頼宣の側室は３人いたみたいですが、中川氏、山田氏、越智氏としか……

ただ、柳生利厳が尾張藩に仕えていたことを考えると、史実ではないと思います。
前にも書きましたが、利厳は宗矩の甥ですが柳生新陰流の正統を継いでいますし、仲もよくなかったみたいですから、藩主のほうも考慮するのではないかと。

　由井正雪の兄貴、良い奴じゃん。家族も良い人達じゃん。正雪も苦労人だった事が分かったし、正雪が単なる己の栄達目当ての悪人じゃなくて良かったよ、うん。
　これが水戸黄門なら、由井正雪が改心してめでたし、めでたしになるのだろうが、柳生十兵衛なので、兄貴が斬られるのであった。
　幕府によって虐げられた浪人の為のクーデターなので、それは由井正雪の方が正しいような気がほんのちょっとするのだが・・・。十兵衛の方が悪人に見える。

　ところで、十兵衛の妹の『しの』が徳川頼宣の側室になって梅之丞を生んでうんぬんの話はどこまでが史実なのだろう？

　米倉さとや様の藤鈴堂（http://tourindou.sakura.ne.jp/）で紹介されていた『ＮＨＫ時計』ですが、これ最初は、Windows Vistaのガジェット機能を利用していた為、Vistaオンリーのツール、あるいはブログパーツだったのです（この為にVistaを衝動買いしようとした馬鹿がここに一人）。
　しかし、本日更新されて、ＸＰでも使えるようになりました。Yahooのウィジェットエンジンを入れればＸＰでも使えるようになるんだそうな。
　そういうわけで早速導入し、木目調のＮＨＫ時計を満喫しております。その他のYahooウィジェットのツールは全部非表示で。ところで、このYahooウィジェットってのはどういうプログラムなんだろう？　常駐してデスクトップコントロールするのだろうか？

　昔懐かしいＮＨＫ時計が、かなりイカす。良い感じであります。

http://www.nhk.or.jp/lab-blog/
↑
ＮＨＫ時計のサイト（というか、ＮＨＫ）

http://widgets.yahoo.co.jp/
↑
Yahooウィジェットエンジンのサイト

『北斗の拳』のラオウの葬儀があったようです。力石徹に続く快挙と言ってもいいでしょう！
ただ、自発的なものではなく、商業ベースですが。

あと、内海賢二さんは来ていたのでしょうか……

http://contents.oricon.co.jp/news/entertainment/43904/

　メイビーソフトの『へんし〜ん２』というエロいゲームを友人から借りて、ポチポチプレイ中。

　謎の生物にここと遭遇した主人公は何にでも変身出来る能力を身につけ、色んな物に変身して女の子にイタズラするというエロゲです。
　アイデアは面白いのですが、前半部分で変態的にＨしてるのに、後半に入ると、突然純愛モードに入るシナリオは如何なものかと。あれだけ変態的な事をする奴に、あんな純な恋愛観があるとは思えないのだが・・・。それとも恋愛とセックスは別物だと割り切ってるのだろうか？
　現在、主人公の幼なじみの珠々香（すずか）をクリアし（どうでも良いのだが、こんな胸のデカい女の子は滅多に居らんと思う。あと秀才で新体操をやってるのですが、それは南ちゃんのパクりでは・・・）、雫芽（しずめ）先生をクリアし（学校ではボディコンを着こなす先生なのだが、普段は和服美人。声は近藤勇子の声優さんの歌織さん。私は雫芽先生ルートは割と好き）、義理の姉の水沙希さんを攻略中。
　だが、Ｈシーンがかったるいので、なかなか進まず、かなり長期間かけてプレイ中です。エロシーンがないとエロゲーではないのですが、エロシーンが多すぎてうざったい。バランスが悪い〜。そういう点ではＦＥＳＴＡはバランス良かったと思います。

◆三宅猫之助様
　そういえば、先日の「その時歴史が動いた」で上杉謙信は脳溢血で死んだと言ってたよーな。脳梗塞は私の勘違いです。

上杉謙信の死因については大の酒好きの上、つまみに梅干を決まって食べたことによる塩分の取りすぎと、高血圧が原因の脳溢血と言われていますね。

酒好きについては、本人の「酒の飲みすぎで手が震えて花押が書けなくなったので、これからは印章にする」という発言があるので信憑性は高いです。

　古本屋を探す楽しみの一つとして、これまで全然知らなかった本を発掘するというものがあります。

　今回見つけた本は、『銀星号発進せよ！』（北原尚彦　著　白泉社）
　白泉社というと、『はなと夢』ですが、まあ、少女マンガの会社です。ここの出してた新書で、発売されたのは１９９２年。表紙の絵は、少女マンガチックで、タイトルも古臭い。値段も１０５円だったので、どう見てもハズレっぽい。
　だが！　私の心の琴線の何かに触れました（ゴーストがささやいたのだ）。で、買って読んでみると、大変面白いＳＦでした。ＳＦ読みとして、全然知らない面白い作品を見つけたので大変嬉しい。やはり読書家の勘は正しかったのだな。

　内容ですが、帝国御三家の一つ、ウォータードア家（ウォータードア星系を支配している）のヒカリ姫は、かなりオテンバなお姫様です。ある日、自家用宇宙船で人工衛星泥棒事件を解決したヒカリ姫は、国王から、探偵事務所を開く許可を得ます。ただし、教育係を兼ねたお目付けが２名つけるのが条件。
　このお目付役に抜擢されたのが浪人のクーガ・Ｊとサブロー・ササキ。
　行方不明の兄を探してという依頼を受けたプリンセス・ヒカリ一行は宇宙鯨のモービィ（宇宙鯨は非アインシュタイン空間に潜る事ができるので、恒星間航行に使われる）に乗ってＨ星系の衛星ＳＡＤ（巨大ガス惑星Ｈ５の衛星である。木星みたいなものかな？）へ。そこでグラビチウムの隠し鉱山の事件を解決するという、正統的なＳＦで、軽くて読みやすい。

　しかも！　プリンセス・ヒカリ、クーガ・Ｊ、サブロー・ササキ。これは水戸光圀・格さんと助さんではないのか？
　ウォータードア・・・水戸か！　さらにＨ５は越後（ＳＦ読みなので自然にエイチファイブと読んでた）で、ＳＡＤってのは佐渡ではないのか？　と思いながら読んでいたら、ラストで印籠ならぬ、ソメイヨシノの紋章（帝国御三家しか使えない紋章らしい）をかざして悪人が平伏するというシーンが！　そうかやはり水戸黄門のパロディが入ってたのか！　白泉社の読者が気付くかどうか微妙だが。

　どうやらプリンセス・ヒカリシリーズは２巻と３巻が存在するみたいなので、続きも買ってみるのである。

◆三宅猫之助様
　Ａｍａｚｏｎでその本を調べてみると、ふーむ、２１００円ですか。面白そうなので、私も読みたい。図書館で探してみます。
　日本は肉食ではなかったので、昔は胃ガンが多かったのですが、食の欧米化に伴い、胃ガンが減って大腸ガンが増えた。と大学の時に習ったのを思い出しました。

　脳梗塞ってのは、上杉謙信もそうじゃなかったでしたっけ？　北国の人は塩分をたくさん取るので脳梗塞が多い。と、これも大学生の時に習った〜。

という本では家光の死因は胃ガンとされています。
家康と秀忠、武田信玄の死因も胃ガン説があるので、わりとポピュラーだったのかもしれません。

ただ、家光は晩年になってひどい頭痛に悩まされ、にわかに様態が急変して亡くなったことから、脳梗塞または脳出血だという説も。

　今回も十兵衛は旅に出ます。俳優は良いし、人情味あふれるストーリーは良いし、上のドロドロの陰謀も良いし、剣劇は迫力あふれるし、時代劇として言うことなし。

　松平伊豆守が、家綱公は１０歳とか言ってたが、って事は、今回の舞台は家光が死ぬ１年前なのではなかろうか？　１６５０年頃と思われる。
　えーと柳生十兵衛は１６０７年生まれだから、この事件の時は４３歳。　えーと、それなりに若いのだろうか？　・・・いや、待て、十兵衛はこの年に死んでるぞ。ううーむ、最終回で十兵衛が死ぬのではなかろうな？　由井正雪のクーデターは家光の死後だから、うわー、以前、友人の極太郎氏が調べてくれた通り、タイミング的にギリギリじゃん！
　でも、作品として面白ければ、時代考証が多少ギリギリでも全く問題なし！　ＯＫである。

　そして同じく松平伊豆守が、家光の病気を肝臓の病気と言ってるが・・・ひょっとすると毒を盛られたのではなかろうか？　酒で肝臓がやられたりはするものの、さすがに将軍が肝臓を悪くするまで酒を飲んだりしないような気がする。　ウイルス性の肝炎って、そんなに昔からあったのかなあ？　えーと、家光の死因は・・・あ、書いてないや。

　ところで、下の[1209]で『徳川頼宣は０６０２年生まれで、』と書いとりますが、これは１６０２年の打ち間違いです。ジャックスカから指摘されてしまいました。実は自分でも投稿後に気付いてはいたのですが、ま、みんな１６０２年の打ち間違いだと気付くだろうな〜と思って放っておいたとゆ〜。すまんです。　

◆近衛様・三宅猫之助様
　そういうわけで言われた通りWikipediaで調べてみた〜。
　えーと、徳川頼宣は０６０２年生まれで、家光は１６０４年生まれなのか。すると、年齢が近いから柳生十兵衛の第１話のように、３人で辻斬りに行った可能性はあるわけだ。
　また、年齢が近いから、三宅様の仰る通り、頼宣は家康の子で、家光は秀忠の子だから、頼宣は将軍職を狙えるわけだ。
　で、Wikipediによると、『由井正雪が頼宣の印章文書を偽造した』とあるから、今度の柳生十兵衛の話は、あながち無理があるわけではないのだな。

　えーと、待てよ、将軍家光忍び旅（コロッケが影武者だった）のラスボスって誰だったかいな？　徳川頼宣だったっけ？？？　うむ〜、いや、徳川幕府転覆を狙う豊臣の残党だったような記憶がほんのちょっぴりあります。

徳川頼宣は家康の十男なので、血筋的には家康の孫である家光よりも上だという意識があったのかもしれません。

家光が跡継ぎを残さずに死んだとしたら、次期将軍候補の筆頭であり、本人も南竜公と呼ばれるほど覇気のあった人物だたそうですので、将軍職への野望はあったと思います。

◆名前
そういえば、宗矩の兄は五郎右衛門（四男）でしたねえ。

　紀伊徳川家の祖ですね。ウィキペディアか何かに載ってるかと。
由比正雪の慶安事件のとき、頼宣が動いたとか動いてない
とかで、天下を取るという野心があったんではと言われてます。
山田風太郎の『魔界転生』でも、黒幕は頼宣ですし…この手の
伝奇モノや、剣豪モノではたまに登場しますね。

　『ハリーポッターと炎のゴブレット』のＤＶＤを借りて来ました。

　うーむ、ハリーポッターの映画版は回を追う事に酷くなって行く気がする・・・。
　迫力があり、臨場感のある映像とかは凄いのだが、映像の凄さが物語を語れてない。まるで原作の場面場面を切り抜いて繋げたような感じ。これじゃあ、いかんと思います。本は文字で書かれた文章ですが、読み手は頭の中でシーンを再現、追体験する。これが読書。だから予備知識が多いほど、脳内で臨場感あるシーンを再現するのだが、この炎のゴブレットは、本を読んだ時の私の頭の中のシーンを超えてない。ハリーポッターの世界観や舞台・キャラクターは、１作目の『ハリーポッターと賢者の石』で脳内にイメージされてる為、それ以後のハリーポッターは、文章を読むだけで、映画の様に頭の中でシーンが再生されつつ本を読むのですが（というか、読みながらシーンが再生されるのだが）、難というか、この炎のゴブレットは駄目な感じ。映画版は小説のイメージを伝えきれてません（まあ、予算の制約とか、ダンブルドア校長の俳優さんが死んだりとか、物理的な問題は多々あるとは思うが）。チョウ・チャンとか、映画版では本当に出て来ただけみたいな感じだし、クラムも原作のような凄さがないし（これはクィディッチのワールドカップのシーンが端折（はしょ）られたからではあるのだが）、フラーも単なるフランス美女みたいな描かれ方だし（まあ、人間が演じてるのでヴィーラ（妖精？）のイメージが出ないのは仕方がないと言えば仕方がないのだが）。

　何というか、今一つ感が漂いまくってる作品でした。見るんじゃなかった〜。

　なぜ七郎なのに十兵衛？　っていうか、長男なのに七郎？？？　親父殿のネーミングセンスが分からん。弟は又十郎だしなあ。柳生家では十は特別な意味を持つのだろうか？

　最初の柳生十兵衛七番勝負では、家光の弟の駿河大納言忠長の家臣の戸田勘解由が敵でしたが、今回は紀州頼宣がラスボスらしい。えーと、忠長は家光の弟で将軍職を争ったのは有名だが、徳川頼宣って誰？　紀州徳川家も将軍になりたかったのだろうか？　歴史に疎い私は、例によって分からない。

　今回の十兵衛は、何となく山岡士郎みたいだ。
　でも家光の辻斬りのエピソードはうまいと思った。この頃から頼宣は将軍職を狙ってたらしい。

　来週が楽しみですね。