若竹掲示板

・この掲示板は若竹臣士が運営する若竹書庫の掲示板です。
・当掲示板のアイコンはライアーソフト様から正式に許可をいただいて使用しております。二次使用、転載は厳禁です。
[若竹書庫] [管理用]
名前
メール
URL
題名
コメント
アイコン [一覧]
※アイコン画像をプレビューします(要JavaScript)
文字色
パスワード (※英数8文字以内、空白は記録時に消去されます)
※Cookieに対応済みです
[前頁 | 最新 | 次頁]

[1310] 軌道上に幻影は疾る かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/21(木) 23:26:05
 フレッツスクエアで配信されている『機動戦士ガンダム MS IGLOO』は、今週は第3話『軌道上に幻影は疾る』。

 ジオン軍の量産型MSはMS−06ザクですが、ザクはジオニック社の開発したMS。今回登場するEMS10ズダは、ツィマッド社が開発した新型MSです。
 舞台は0079年11月10日。オデッサの戦いで負けかけてるジオン軍は、『ザクを凌駕する性能を持つズダを開発』というプロパガンダ映像を流し、第603技術試験隊は、これの試験を行ってます。
 が、このEMS10ズダは、かつてザクとのトライアルに敗れたEMS04ズダそのもので、実はエンジン出力を上げて高加速をかけるとエンジンが過熱爆発。更に機体の剛性も足りないので機体が空中分解(宇宙でも空中分解と呼ぶのだろうか?)するという欠陥機でした。

 今回の話では、ジオンと連邦のプロパガンダ合戦、ジオニック社とツィマッド社の争いなど組織の負の面が描かれており、実に深い!
 ズダは、背部に可動式の大きなバーニアを備え、機体各部にもバーニアを設置した高機動型のMSで・・・何か似たようなのが居た記憶が・・・あ! そうか! GP01Fbフルバーニアンと同じ構想のMSなんだ! 何と時代を先取りしたMSなのだろう。 性能限界のスピードを出すと空中分解するってのは、我が国の零戦を彷彿とさせます。
 あと、ボールが強い〜。衛星軌道上に逃げて来たオデッサの部隊をガンガンやっつけます(まあ、相手はHLVだけどさ)。 更にボールなのにザクさえも翻弄し、数機のザクを撃破します(まあ、相手は陸戦用のJ型ザクだけどさ)。
 また、今回、連邦のジムが登場、ズダと戦いますが、やはりジムは弱い・・・。うーむ、何でザクはジムに負けたんだろう? ザクの方が性能が良さ気なんだがなあ。やっぱりジムがビームサーベルとビームスプレーガンを装備してたのが大きいのかなあ。 あとは米軍方式の大量生産で数で圧倒する戦略勝ちなのかねえ。
 今回の話では、ボームで補給艦をやったり、ザク(J型)をやったり、割とボールに花を持たせている感じ。使い方によっては、強いじゃん! ボール!

◆三宅猫之助様
>榊原清久は榊原清政(徳川四天王・榊原康政の兄)の嫡男で、
 あ、やはり榊原内記清久というのは、親戚でしたか。

>お咎めがあった形跡はまるでありません。
 と、いう事は、鯛は傷んでなかった可能性もありますね。魚が傷んだら一口食べればすぐ分かりますが(それは私が長崎県民だからなのかもしれんが)、昔の人なので、すぐに分かりそうな感じだし。このときの鷹狩りの時の家康の腹痛の原因は別にあるのかもしれませんね。

>家康が亡くなる時は、神職として生前同様に仕えるよう遺言を受け、
 えーと、じゃあこの人は、宮司の修行をせねばならなかったのだろうか? それとも元々、徳川家の祭礼係だったとか?
 若竹書庫の来訪者の方は、なぜか神社関係者が多いですが、そこら辺りはどうなんでしょ? 神社関係の仕事に就くには修行しなくても良いのでしょうか? 戦国時代、武将から即座に神職に転職とか可能だったのでしょうか?

[1309] 榊原清久 三宅猫之助 - - 投稿日時:2007/06/21(木) 10:00:56
榊原清久は榊原清政(徳川四天王・榊原康政の兄)の嫡男で、天麩羅事件(?)の際は久能山城(三千石)の守将を任されていました。

家康が亡くなる時は、神職として生前同様に仕えるよう遺言を受け、その最後を看取りました。
家康の葬儀を取り仕切り、久能山東照宮が建立されると久能総御門番となり、神職としては最高位の従二位(伊勢神宮神官でも正三位)に任じられました。

お咎めがあった形跡はまるでありません。

まあ、死後も家康に仕えさせられるのが罰だったのかもしれませんが‥‥

[1308] 鯛の天麩羅ラッキョウかけ かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/21(木) 01:28:42
『元和二年正月廿一日、駿府の田中に御放鷹あり、その頃茶屋四郎次郎、京より参詣して、さまざまの御物語ども聞こえ上げしに、近頃上方にては何と珍しき事はなきかと尋ね給へば、さむ候、此頃京坂の辺りにては、鯛をかやの油にてあげ、そが上にらっきょうをすりかけしが行はれて、某も給べ候に、いとよき風味なりと申す。折しも榊原内記清久より能浜の鯛を献りければ、即ちその如く調理命ぜられて、上がられしに、その夜より御腹いたませ給へば、云々』
 と、『駿河土産』という本に書いてあるのだそうです。

 分かりやすく翻訳すると、
『元和2年正月21日、家康が駿府(静岡辺り)の田中という所で、鷹狩りをしてたときに、茶屋四郎次郎(家康がひいきにしてうる上方商人)がやってきたので、最近、上方(京と大阪)で何か珍しい事がないかと家康が訊いたら、「そうですなあ、最近の京・大坂では鯛をかやの油で揚げた物の上にラッキョウをすりおろして食べるのが流行してます。自分も食べましたが美味しかったです」と茶屋四郎次郎は答えた。
 タイミング良く榊原内記清久が能浜の鯛を献上して来たので、茶屋四郎次郎の言った通りに料理しろと家康が命じて、その『鯛の天麩羅らっきょうかけ』を食べたら、夜に腹痛がした』

 ・・・翻訳しても分かりづらい。

 この一件に関しては、茶屋四郎次郎は、「京・大坂で『鯛の天麩羅ラッキョウかけ』が流行ってて、自分も食べたらうまかった」と言っただけで、別に悪くはない模様。だって上方で流行ってるし、茶屋四郎次郎自身も多分、上方で食べてるし。
 食中毒だとすると、むしろ献上された鯛が悪い可能性が高く、鯛を献上した榊原内記清久がどうなったのか、気になりますね。傷んだ鯛を献上して家康が腹痛になったら、ただでは済まんだろう。つーか、この榊原って誰だ? 私は歴史に疎いので良く分かりません。徳川四天王の榊原康政と何か繋がりがあるのだろうか?

 それよりも、鯛の天麩羅にすりおろしたらっきょうをかけたものがうまいのだろうか? 私はらっきょうが嫌いなので何ともかんとも。

[1307] 天麩羅 三宅猫之助 - - 投稿日時:2007/06/20(水) 12:41:59
もし徳川家康の死因が、鯛の天麩羅を食べて食中毒になったためなら、その天麩羅を勧めた茶屋四郎次郎が罰せられるはずです。
お咎めなしで江戸末期まで茶屋家が存続しているところを見ると(商人としては振るわなかったそうですが)、俗説に過ぎないかと。

織田信長から時期はずれな桃を貰った際、「体によくないから」と食べなかった家康が、食べ物が原因で亡くなったら面白いという考えもあったのだろうと思います。

[1306] 胃癌 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/20(水) 00:14:45
 以前、三宅猫之助様が紹介された『カルテ拝見 武将の死因』(杉浦守邦 著)を読み始めました。
 いや、この本、大変面白い。著者の杉浦さんは、歴史好きな医者で、残されてる文献などから、戦国武将の死因を分析してるそうです。 医者だけあって、その分析には説得力があります。

 徳川家康の死因は、胃癌らしい。私は俗説の『鯛のテンプラを食べて食中毒で死んだ』ってのを信じてたのですが、これが否定されてます。確かに鯛の天麩羅で食中毒になったのは史実らしいのですが、一旦、全快し、その3カ月後に死んでるから、食中毒が直接の死因ではない模様(確かに食中毒にかかって3カ月生きてる方が変だ)。
 家康を見た医者の日記とか、手紙とかがたくさん残っていて、それによると、食事が全然入らなくなり、衰弱死してるのですが、診察した医者が腹の中に固定性の腫瘍を発見してます。家康は医者の言うことを聞かず、持病の寸白(サナダムシ)であると自分で自分を診断して自分の調合した万病円という虫下しを飲み続けて、衰弱を加速させたという・・・。当時、胃癌という言葉はありませんが、今で言う胃癌が死因なのだそうです。 癌というのは遺伝性で、癌にかかりやすい家系というのが存在しますが(と大学でならった)、家光や水戸光圀も胃癌で死んでるのだそうな。
 うーむ、天麩羅ではなかったのか・・・。

[1305] 感想どうもです 近衛 - - 投稿日時:2007/06/19(火) 18:36:53
 まあ影で殺すのも少し疲れたので、今度は堂々とやってしまえ
という感じです。ばっさばっさと。

>Johncoさん
 佐野史郎の海江田は怖かったですね。生麦事件のところとか。
 豆腐を喰うシーンは、花神ではなくて「鬼謀の人」だったりしますが。

>シンペイさん
 果心居士は山風の『伊賀忍法帳』に敵役で出てましたね。
 あと、司馬遼太郎の『果心居士の幻術』か…。
 名の通った忍者だとあまりに有名すぎてつまらないし、幕末の
忍者ってそもそも誰やねん、みたいなのもありまして、じじいを
出してみました。必殺にもちょっと出てきますが。
 裏柳生を出したのは、ただ単に趣味です。

 ネタバレになるのでこれ以上は言えません(w

[1304] Re:今週の風林火山 Johnco - - 投稿日時:2007/06/19(火) 09:07:48
予想通り、Gackt謙信(まだ景虎ですが)より真田幸隆の活躍が目立ってた話でしたね。真田軍の結束力の高さもさることながら、関東管領からの離反を許した長野業正も度量の広い人物と思いました。重要人物である業正役の小市慢太郎がピン表示でないのが、前回から不満でしたが。一瞬、箕輪城が映ったのも群馬県民として嬉しかったですし。ちなみに、長野業正・氏業(業盛より最近はこの名前で表記されることが多い)はご存じの通り死ぬまで上野を守り、関東管領に殉じましたが、皮肉にもそのご西上野に進出したのは本当に真田幸隆・昌幸親子なんですよね。ちなみに、今回登場した幸隆の息子二人は信綱・昌輝兄弟(共に長篠合戦で戦死)で、昌幸はまだ生まれていません。真田の六文銭の話はドラマ通りかどうかは不明(私は創作と推察)ですが、実際もこんな由来だったのかもしれません。
かわぴょんさんは柴本由布姫について不評ですが、だんだん亀治郎晴信がダーク化してきましたね。これが次回の虎王丸に関わる暗雲に繋がり、前作「武田信玄」では慢心した晴信を板垣・甘利の重臣コンビが村上との戦いで死をもって諫めるという話になりますが、今回はどう表現するのでしょうか…。

そういえば、新キャストもだいぶ判明してきました。謙信の軍師・宇佐美定満(軍記物では定行と表記されることが多い、勘助同様謎の多い人物)を緒形拳、謙信の忠臣で「天地人」の主人公・直江兼続の養父のそのまた養父にあたる直江実綱(景綱)を西岡徳馬、そして新たな晴信の側室となる於琴姫(「武田信玄」の恵里)を紺野まひるが演じるそうです。特にGacktと大河の大御所・緒形拳がどうからんでいくのか、全く予想が付かないので楽しみです。
[管理人レス]
>かわぴょんさんは柴本由布姫について不評ですが、
 行動が不可思議だ。物凄く晴信に惚れてたっぽいのに、今回のあの言動は一体何なんだろう?

[1303] 今週の風林火山。 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/17(日) 23:43:46
 いや〜、真田幸隆がいい漢(おとこ)だ。集まって来た家臣達も熱いぞ。奥方の忍芽さんの啖呵も気持ちの良い限り。しかも武田に与する事によって、信州真田郷の松尾城を貰ったから、あっさりと最終目的を達したよーな気が・・・。いや、武田に来るのは知ってたけど、このエピソードは私好みで大好きです。
 真田の六文銭のマークが、三途の川の渡し賃(死をも恐れぬぜという心意気)というのは知ってましたが、こういう由来があったとは知らなかったですよ。
 由布姫は・・・なんだか、よく分からなくなって来たな。晴信も勘助に嫉妬してるみたいな感じだし。

[1302] 遠吠えは落日に染まった かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/15(金) 17:38:12
 フレッツスクエアで配信されている『機動戦士ガンダム MS IGLOO』は、今週は第2話『遠吠えは落日に染まった』。
 ザクの降下によるジオン公国軍の地球制圧作戦が実施中ですが、地球全土を制圧するには戦力が足りないので、第603技術試験隊において、かつて不採用になったテスト機、モビルタンク『ヒルドルフ』を地球上で実地試験という名の実戦運用する事に。
 折しもジオン軍の補給所が何者かに襲われる事件が頻発しており、ヒルドルフが降りた第67物資集積所も敵に襲われてます。その敵とは! なんとザクUJ型6機。連邦軍は卑怯にも鹵獲したザクで部隊を組んでジオン軍になりすまして物資集積所を襲ってるのだ(ひきょー。さすが連邦軍)。この連邦ザクに対してヒルドルフは果敢に戦闘を仕掛け、ザク6機を破壊するものの、隊長機と相打ちになってやられてしまいます。
 ヒルドルフとは、ザクマシンガン(つーても120mm砲だから戦車砲なみだぞ)を弾く重装甲を持ち、10km離れた所からザクをあっさり破壊出来る30cmを搭載した重戦車で・・・30cm砲!? そんな重戦車があんな速度で動けるのか!? いや、撃つ時は止まってるから、巨大な自走砲か。んで、MSモードの時は頭の上に巨大な大砲を背負ったザクタンクみたいな形になって両腕にザクマシンガンを装備してるから、接近戦に対応。
 相変わらずメカ描写が素晴らしい。メカ好きには堪(こた)えられません。しかもストーリー的にも1年戦争の歴史の隙間をうまく突いて来るし。第1話のヨルムンガンドより好きだな。しかし・・・戦車を勉強したから思うんだが、いくら核エンジンを搭載したからといって、全長36m(キングタイガーの3倍)の戦車が地上を走れるもんだろうか? しかも不整地を。・・・私は動けないと思います。不採用にしたジオン軍に1票! と、いうか火薬式の大砲じゃなくてビーム砲を・・・あ、この時期はまだガンダムが出来てないからMSが扱えるサイズのビーム砲は完成してないのか・・・いや、更にマテ! ホワイトディンゴ隊が出てくるガンダムシリーズ(オーストラリアが舞台)でバストライナー砲を搭載したモビルタンクみたいなのが出て来たぞ。そうか!ヒルドルフはこいつの原型だったのか!

◆シンペイ様
 ガンダム00は、私もフレッツでプロモーション映像を見ましたが、正直、良く分からん内容でした。 ガンダム好きだから多分見るとは思いますが、果たして面白いのだろうか?

>盗んだ顔がトシさんでよかった。
>もしまこっちゃんだったら・・・
 おお。おまけSS別バージョンか? 実は私も似たようなおまけSSを考えてて、それは、
(おまけのSS その3)
【大村】新選組抹殺計画、計画は第二段階に入ります。
【原田】大変よ! 芹沢さんが大和屋を砲撃してるわ!
【永倉】芹沢さんが見世物小屋の虎に斬りつけたそうだぜ!
【近藤】カーモさんが島原の角屋で暴れて勝手に営業停止にしたって!
【芹沢】全部アタシの偽物の仕業よ☆
【土方】ウソをつけ! ウソを!

 という物でした。局長の顔を盗んだ方が副長の顔を盗むよりも効果的だと思ったのですが、カモちゃんさんの顔を盗んでも無意味な模様。(だから堅物の土方の顔を盗んだのだな)

[1300] 『謎の土方歳江 前編 仮面』感想 Johnco - - 投稿日時:2007/06/14(木) 23:28:33
某サイトでガンダムSEEDキャラで大河「功名が辻」のパロディSSを見つけて、すっかりそれにはまっているJohncoです(ちなみに配役は、千代…カガリ、一豊…アスラン、信長…デュランダル議長)。
近衛さんのSS感想ですが、紹介記事の通り「まかいてんしょー」のようなまさに山田風太郎風の歴史怪奇小説再び降臨といった感じで、これからの展開が楽しみです。
キーパーソンとも言える大村益次郎(村田蔵六)は往年の名作大河ドラマ「花神」で中村梅之助(中村梅雀の父)が演じていたイメージが強いです(かなり昔の作品なので、当然リアルタイムではなく、レンタルビデオの総集編で見ました)。「花神」ではまさに『能ある鷹は爪を隠す』といった感じの飄々とした天才参謀でしたが、今作ではそのイメージを打破するような不気味なキャラになってますね…。近衛さんは一体どんなキャラクターを出してくれるのでしょうか?
大村の因縁の相手と言える海江田信義(有村俊斎)は、「花神」では大村を百姓上がりとバカにして、超過激派キンノー神代直人(演じた石橋蓮司がものすごく怖かった!)の大村暗殺をけしかける非常にイヤな奴でした。ちなみに大久保・西郷を主人公にした同じ司馬遼太郎原作の「翔ぶが如く」では、ブレイク前の佐野史郎が演じていました。彼は「まかいてんしょー」でいうところの、不気味なキャラの力を借りるもそのおぞましさに怯える島津久光的役回りでしょうか?

ところで、今週の「風林火山」も楽しませて頂きました。群馬出身の私としては、当然上野の大名・国人領主には思い入れがあり、ダメ君主・憲政(←左団次が演じていたが、本当は晴信より若い23歳!)に諫言を重ねても聞き入れてもらえない苦労人・長野業政や、後北条氏のために働きながらも上州武士としての誇りを選んで散った本間江州の男気がよかったですね。ちなみに次回のサブタイトルは「越後の龍」ですが、Gackt景虎(謙信)はまた顔見せ程度で、メインは真田幸隆だそうです。

[1299] 近衛様から新作が届きました。 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/14(木) 22:20:28
 近衛様の新シリーズ『妖説新選組』が始まりました。第1話の『謎の土方歳江 前編 仮面』を掲載致しました。
 『まかいてんしょー』や『仕置人山崎雀』シリーズの流れを汲むような作品です。今回も妖しい忍法(?)が炸裂します。
 これと、本物の歴史を絡めてネタにしてあるのが、山田風太郎みたいな感じですかね?

◆近衛様
 小野派一刀流をWikiで調べに行きました。神子上典膳と小野忠明は同一人物だったのですね(私は知らなかったよ)。で、小野派一刀流なのに、開祖は自分ではなく師匠の伊藤一刀斎としたのですな。謙虚な人だ。

[1298] 小野派一刀流 近衛 - - 投稿日時:2007/06/13(水) 20:38:51
 ああ、伊藤一刀斎だったのですか。
 そのまま小野忠明かと思ってましたヨ。

[1297] 実は戦車を勉強中。 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/13(水) 02:06:25
キュラキュラキュラキュラ・・・
【沖田】ゆーさん、燃料もなくなって来ましたよ。
【近藤】だってトシちゃんが片道分しか入れてくれないんだもん。
【藤堂】大和みたい。
【近藤】でも大丈夫よ☆ キングタイガーはガソリンエンジンだから、スタンドで入れられるよ。
【沖田】燃料調達が簡単なのは便利ですよね。
【藤堂】でも軽油もスタンドで入れられるよ。
【近藤】すいませーん。レギュラー満タンお願いします。

(給油中)
【店員】満タン入りました。12万円になります。
【近藤】えっ!
【沖田】だってキングタイガーのタンクって860リットル入りますから。
【藤堂】でも170kmしか走れないんだよね。
【近藤】うう、ガソリン代が高いよう(泣)

 えーと、ティーガーUの燃料タンクは860リットルって事は、ドラム缶が1本200リットルだから4.3本。ドイツ軍の補給トラックは3t積みでドラム缶を11本積める。
 戦車小隊は4輛で1小隊なので、1小隊が必要とするガソリンはドラム缶で17.2本。戦車中隊は3個小隊+中隊本部が2台のティーゲルUを保有するから全部で14台。必要な燃料はドラム缶で60.2本。輸送トラックが12台必要です。これ、ガソリンだけを見た数字なんだよなあ。う〜む、やっぱり燃費が悪いなあ。
[管理人レス]
 と、言うことは、1中隊分のガソリンを補給するとガソリン代だけで1回の補給で156万円かかるのである。かくして新選組虎徹戦車中隊計画は露と消えたのであった(完!)

[1296] 返信。 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/11(月) 22:42:52
◆三宅猫之助様
>孫子の兵法にも「相手が弱みを見せてきたら、攻める用意をしていると思え」
 あ、そういえば、孫子の『兵は詭道なり』がちょっと前までの勘助の決め台詞だった。

>明智光秀も「仏の嘘は方便といい、武士の嘘は武略という」
 この台詞、カッコ良いなあ。

>武士道そのものが江戸時代に出来たものだから、戦国時代には存在しないものでしょうし。
 言われてみれば確かに。信長も秀吉も家康も、外交や計略を駆使してかなり卑怯な戦いをしてるしなあ。歴史に名の残った武将や戦いでも、正々堂々ってのは少ないのじゃなかろうか?

>武士道そのものが江戸時代に出来たものだから、戦国時代には存在しないものでしょうし。
 あ、言われてみれば確かに。

>だからこそ、上杉謙信の義を重んじる精神が、信玄や氏康から賞賛されたのだと思います。
 来週辺り、上杉謙信が登場しそうなので楽しみであります。

[1295] 川越夜戦 三宅猫之助 - - 投稿日時:2007/06/11(月) 10:32:47
孫子の兵法にも「相手が弱みを見せてきたら、攻める用意をしていると思え」というふうにありますね。

明智光秀も「仏の嘘は方便といい、武士の嘘は武略という」と言ってますから、だまされるほうが悪いという考えが一般的だったのではないでしょうか?

武士道そのものが江戸時代に出来たものだから、戦国時代には存在しないものでしょうし。
だからこそ、上杉謙信の義を重んじる精神が、信玄や氏康から賞賛されたのだと思います。

[1294] 今週の風林火山 かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/10(日) 21:10:33
川越の夜戦とは、こういうものだったのか。日本人好みの少数で多勢の敵を撃ち破るお話ですが・・・ある意味卑怯なような気がする・・・。油断した方が悪いとはいうものの、あそこまでの策謀を巡らすのは、武士道には悖(もと)るような気がします。 と、いう事は、やはり武士道は間違っているのかねえ・・・。

 勘助が射たれてしまいましたが、北条の援軍に来た武田軍の総大将が、北条方に射たれたのでは、外交問題になるのではなかろうか? だって、鉄砲は北条にも2丁しかないと言ってたから、すぐ分かるじゃん。

[1293] いぐるー かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/09(土) 23:57:13
 フレッツスクエアで『機動戦士ガンダム MS IGLOO』の無料配信が始まりました(だからフレッツは大好きだ〜!)。

 フル3Dで描かれた作品で、戦艦もMSも人物も全部3Dという大作です。個人的にはやはり、艦船、特にムサイやサラミス、マゼランがカッコ良くて好き。
 ストーリーは第603技術試験隊で実戦テスト用に配備された『ヨルムンガンド』という馬鹿でかい艦隊決戦用の大砲をルウム戦役で実戦試験したが、ザクの大活躍によって、軍に正式採用されなかったという、ガンダムの正史を崩さないサイドストーリー。
 かなりクオリティの高いフル3D画像ですが、人物の描写に無理がある。人間の出てくる所だけ俳優を使った方が違和感のない作品になると思う(その場合、無重力をどう表現するかが難しい所だ)
 あと、爆発や艦が破壊されるシーンがかなりショボい。

 実験的な作品として、私は高い評価を与えます。面白いかどうかですが、宇宙戦艦ヤマトが好きな人はそれなりに楽しめるかもしれん。という感じです。

[1292] さんなん かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/08(金) 22:16:41
◆三宅猫之助様
>山南の仙台脱藩説が正しいのなら、
 今のところ、山南が仙台脱藩であるという史料は、
 『山南敬助は仙台の人でした』 という八木為三郎老人のインビュー(でも子母澤寛なので、微妙に信憑性に問題が・・・)。
 あとは永倉新八の残した『同志連名控』にある「仙臺脱藩」(でも永倉も明治になってから思い出して書いてるので時々、誤った記述があるから・・・)
 更に西村兼文の『新撰組顛末機』に「仙臺脱藩ニシテ」とあり(西村兼文は西本願寺の寺侍で新撰組の事を書き残している。風聞や伝聞も多い。でも子母澤寛よりは信憑性は高い)。
 あとは、幕府に提出された浪士組(最初の)の名簿や、会津藩に提出された名簿でも『仙台』となってはいるものの、本当にそうなのかどうかは、確かに疑問の余地があります。ただ、出身地に関しては別に嘘をつく必要もないよーな。ただ、仙台の方で一族の記録とかがまだ見つかってないので、決定的ではない模様。
 仙台の新選組マニアがそのうち見つけてくれるでしょう。

>済美館で北辰一刀流を学んだとも考えられますね。
 大久保九郎兵衛に入門したのは、下で書いたように嘉永3年〜5年の間だと思われるので、その時の山南は17歳〜19歳なので、仙台で北辰一刀流を学んだというのは十分有り得ると思います。

>そうなると、小野派一刀流とかけもちしてたことになりますが‥‥
 脱藩してるとすると、大久保九郎兵衛に何らかのツテがあったと考えられます。あるいは、この時点では脱藩してなくて、江戸に修行に来てたとか(桂小五郎みたいに江戸留学してたのかもしれんです)。ここで大久保さんから千葉周作を紹介されて移った可能性はあります。また、更に試衛館に移ったとすると、さすがにこのときは脱藩してると思われるので(と永倉も書いてるし)、単純に金がなくなって試衛館に食客として転がり込んだ可能性もあります(現に天然理心流の出稽古に出てるし)。
 ・・・堺雅人の山南さんとイメージが合わない・・・。でも文久元年(近藤勇の4代目襲名の試合の時に出てる)の時に山南は試衛館に居ますが、このとき、28歳ですから、さすがに実家の仕送りも止まっているのではないかと・・・。

◆シンペイ様
>かわさんは坂本さんですね。
 いえ、一般に言われている、『坂本龍馬=英雄』説を信じてないだけで(どちらかというと否定派)、別に嫌いなわけではないです。これは私が新選組サイドから幕末の歴史に踏み込んだのが大きいです。あと司馬遼太郎の『竜馬がいく』を未読ですし。

>歴史上で嫌いな人物を挙げてみてください。
 嫌いな人物というと・・・私は土方歳三はかなり嫌な奴じゃないかと思うんだが・・・。でも会った事ないので、別に嫌いじゃないなあ。どういう人物だったかというのは分からん事が多いし・・・。『日出処の天子』では聖徳太子が凄まじく嫌な奴だったからなあ。
 私は歴史にそれほど詳しくないので、詳しく知ってる新選組関連から選ぶと、やはり土方歳三が嫌いな奴だと思います。

[1290] 桜田良佐 三宅猫之助 - - 投稿日時:2007/06/08(金) 12:38:16
仙台藩士に桜田良佐という人物がいて、江戸で北辰一刀流を学び、のちに仙台で済美館を開いて文武の指導を行っていたそうで。
山南の仙台脱藩説が正しいのなら、済美館で北辰一刀流を学んだとも考えられますね。

そうなると、小野派一刀流とかけもちしてたことになりますが‥‥

[1289] こてつ かわぴょん - - 投稿日時:2007/06/07(木) 19:38:10
【近藤】きんぐたいがー☆
【島田】いや、そっちじゃなくて。
【原田】長曾禰虎徹の方ね。
【沖田】日蔭町虎徹ですね。
【島田】日蔭町?
【沖田】20両で騙されて買って来たんですよ。
【島田】虎徹が20両とは安いなあ。
【沖田】だから、偽物ですってば。
【近藤】違うもん。本物だもん。切れ味抜群なんだもん。
【斎藤】僕が夜店で見つけて来たんですよ。サビてたけど研ぎに出したら虎徹だったんです。
【土方】没収! 虎徹は近藤の1本だけがあればよいのだ。他のは全て偽物だ!

【藤堂】と、いうのが司馬遼太郎の『新選組血風録』の中の『虎徹』に書いてあるんだよ。
【沖田】へーちゃん、もう1本あるよ。
【土方】鴻池からもらった分だな。

【島田】実は、この『鴻池からもらった』というのは本当らしいんですよ。
【土方】ほう?
【島田】大坂に岩城升屋という呉服商があって、そこがキンノーの押し借りに狙われた時に近藤さんと山南さんが出動してキンノーをやっつけてるんです。
【原田】鴻池じゃないの?
【土方】鴻池という説もある。
【原田】で、その岩城升屋さんが虎徹をくれたの?
【島田】そうなんだが、この時、山南さんは刀を折られて腕にケガを負ってる。
【土方】その折れた刀は、捨助が多摩に届けた奴だな。山南の折れた刀の押型が小島資料館に残されている。
【島田】そーっす。で、山南さんの刀が折れたので、気の毒に思った岩城升屋さんがコレクションの刀から代わりの刀をプレゼントする事にしたらしい。ズラッと刀を並べて好きなのを持って行って下さいとゆー。
【原田】鴻池のエピソードとそこの所は同じね。
【島田】山南さんはケガをしていたので、翌日のお礼の祝宴には近藤さんが一人で出席して、虎徹もらったんだそうな。
【原田】刀が折れたの、山南さんじゃなかったの?
【島田】近藤さんが虎徹をもらったので、自分の古い刀を山南さんに譲ったらしい・・・。
【沖田】ゆーさん、さいてー。
【島田】さらに地元に送った手紙に『摂州者の刀は使っちゃ駄目です』という一文がある。
【原田】摂州者?
【斎藤】山南さんの刀には『摂州住人赤心沖光作』という銘が入ってます。押型に残ってるんですよ。
【原田】・・・折れた山南さんの刀を馬鹿にして、自分は虎徹をもらったんだ・・・。
【沖田】ますます、さいてー。

【島田】と、いうわけで、近藤さんの虎徹は、山南さんの折れた刀の代わりにもらったのを自分が取った。と、いうのが真相らしいっす。
【近藤】違うもん。あたしがもらったんだもん。

◆三宅猫之助様
>ゆえに、山南が小野派一刀流を学んでから北辰一刀流へシフトしてもおかしくないですね。
 中山幾之進が山南と試合をしたのが、嘉永6年(1853年)4月16日です(日付が書いてあるのだ。中山さんはマメな人だったらしい)。この時点での山南は大久保九郎兵衛の門人です。山南がいつ試衛館に来たのかは不明ですが、現在残っている最古の記録では日野宿の古谷祐之助による『剣術覚書』に万延2年(1861年)正月15日に山南の名がある(師範として出稽古に出掛けてる)ので、それ以前の事になります。一方、同じく山南がいつ大久保九郎兵衛の道場を辞めたのか不明ですが、大久保道場の祈請文帖から、山南の入門は嘉永3年〜5年と割り出せます(嘉永3年正月までの祈請文帖は現存しているのだが、その中に山南の名がないから)。
 山南が大久保道場を辞めたのを嘉永7年、試衛館に入門したのを万延元年とすると(残っている記録に+1年してみた)、その間の期間は6年間です。この間に千葉道場に入門し、免許皆伝になればよいわけです。
 ・・・千葉周作は安政2年(1856年)の12月10日に死んでるから、それまでの間に絞れるのか。北辰一刀流の方から何か資料が出るかもしれませんね。新しい研究書が出るのを気長に待とう。
 

[前頁 | 最新 | 次頁]
削除No: パスワード:
ワード検索: (20個ずつ表示)

© HinataShiina/HinaNET
HinaBBS-Normal Ver.1.10